おとなと子どもの里山ナイフ教室 11月は小枝を削ってサンタと小人を作ろう

開催日

ナイフクラフトのサンタ

11月6日(日)のナイフ教室は晴天予報のため、予定通り開催します!

関市の岐阜県百年公園でモノ作りと森あそびを一緒に楽しむナイフ入門講座

 年長児から大人までを対象に、ナイフを使っての作品作りや野外あそびを楽しみます。製作アイテムは毎月変わります。毎回通ってナイフワークのスキルアップにつなげても良いですし、「おもしろそう!」というアイテムを選んで、ピンポイントに楽しむのもOKの気軽に参加できる講座です。毎回の活動は山の木を伐(き)りに行くところから始まります。身近な里山の樹々を有効利用して、関市を代表する「刃物」の扱い方を学びながら、生活に彩を添えるモノ作りを楽しみましょう。

 講師は岐阜県立森林文化アカデミーの前野 健先生とぎふ木育指導員の丹羽茄野子さん、講座は岐阜県立森林文化アカデミーmorinosと岐阜県百年公園事務所との連携によるものです。

11月6日(日) 小枝を削ってサンタと小人を作ろう

ナイフクラフトのサンタ

ちょっと早めのクリスマス準備プログラム。森から切ってきた枝木を削って、サンタや小人を削ってみましょう!出来上がった作品はひもを付けて、クリスマスオーナメントにすることも可能です。

11月6日(日)午前枠(10時~12時)のキャンセル待ちお申し込みはこちら→申し込みフォーム

11月6日(日)午後枠(13時~15時)のキャンセル待ちお申し込みはこちら→申し込みフォーム

※申し込み枠は3組(1組4名)までです。以後はキャンセル待ち申し込みになります。参加費や教室の概要については下をご覧ください。

木彫りサンタ

時 間 : 1日2回、各回 10:00~12:00または13:00~15:00

参加費: 1回1名 1500円(材料費、保険代金、レンタル道具代金)

参加対象:年長児から大人まで(小学生以下の場合は保護者の方もご参加をお願いしています)

締め切りと定員: 各回開催日の10日前、各回3組・12名まで(1組4名まで)
※定員に満たない場合、募集期間を延長することがあります
※規定枠が埋まった場合でも、人数の上限に空きがある場合は追加募集を行うことがあります。
※キャンセル待ちでお申し込み頂いた場合は、キャンセルが出たときのみ、キャンセルが出たタイミングでメールでご連絡いたします。

〇講座への思い・・・

 はじめまして、森林文化アカデミー木工専攻の教員の前野 健(まえの けん)と申します。
 森林文化アカデミーの木工専攻では、令和3年度から子どもを対象にしたナイフワークの実践、研究活動を始めました。特に保育園の年長児を対象に定期的な実践を重ねた研究成果は、当時クリエーター科学生であった髙橋久美子さんが課題研究成果としてまとめ、多方面からの高い評価を頂きました。

 1年間の実践を通して、年長児達でもナイフを使った木工ができることがわかりました。また、子どもたちはナイフを使いながら葛藤や喜びを体験し、大きく成長していくことがわかりました。

(2つの課題)

 昨今の社会では、危険やリスクを伴うものは、子ども達が触れることができないように遠ざけることで、子ども達を守ろうとしています。一方で、このやり方は、子ども達の学びや成長の機会を失っているのではないか?と危惧する声も聞かれ始めています。私たちが子ども達にナイフワークを教える活動を始めたとき、子どもに関わる方々から耳にしたのは「私たちも子どもに体験して欲しいのだけど、どう教えたら良いのかわからない・・」という声でした。

 「ナイフ」は危険を伴う道具として、生活から遠ざけられたモノの代表とも言えます。近年、おとな達も、この危険を伴う道具を「教える技術」を失ってきているように感じます。

(気軽にナイフを体験できる場所を広げたい!)

 私たちは「子ども達にナイフを使わせないといけないんだ!」という考えで活動しているわけではありません。ただ、子ども達にナイフを体験してもらいたいな・・モノ作りの楽しさを経験して欲しいな・・と思ったときに、気軽に安心して体験したり、技術や道具の相談をできる場所が必要だと思うのです。里山ナイフ教室は、そんな体験と相談ができる場所を目指しています。

ナイフで枝削り

(ナイフは楽しい!)

 ちょっと想像してみてください。山に入り、木の枝をノコギリで切って、それをナイフで削ってみる。しだいに枝だったモノが姿を変えて、道具やおもちゃ、何かの作品に姿を変えていく体験。それは、とても原始的なモノ作り体験ですが「物が作られる瞬間」の全てを自分の手で体験することです。それって、とても非日常的で楽しそうだと思いませんか?(これが非日常になっていることも、現代社会の課題なのかもしれません)
 この講座では、ナイフ、ノコギリ、手回しドリルの3つの道具を使ってモノ作りを行います。他にも枝や小径木から作った道具も使って工作を楽しみます。

(この講座はナイフの入門講座です)

 この「おとなと子どもの里山ナイフ教室」は、年長児を対象に考えたやさしいナイフ技術をベースにしたプログラムです。大人向けには、ちょっと工夫のヒントを盛り込んでいますので、大人も子どもも一緒に楽しめる内容になっています。ナイフって触ったことが無い。木工ってやったことが無い・・という方も大歓迎です。どうぞお気軽に、仲良しのお友達やご家族と一緒にご参加頂けたらと思います。

概要

講師:前野 健(森林文化アカデミー講師)、丹羽茄野子(ぎふ木育指導員)

開催場所:関市小屋名 百年公園 レストハウス前芝生エリア

開催日: 

6/12(日)小枝のネームスティック作り→当日のレポートはこちら

7/9(土)自作フォークでマシュマロを焼こう→終了しました。

8/7(日)森のミニカーを作って走らせよう→当日のレポートはこちら!

9/3(土)小枝のジャムスプーン作り→当日のレポートはこちら!

10/ 2(日)フラワーポットを作ってお花を飾ろう→当日のレポートはこちら!

11/6(日)小枝を削ってサンタと小人を作ろう→当日のレポートはこちら!

時 間 : 1日2回、各回 10:00~12:00または13:00~15:00

参加費: 1回1名 1500円(保険代金、レンタル道具代金)

参加対象:年長児から大人まで(小学生以下の場合は保護者の方もご参加をお願いしています)

締め切りと定員: 各回開催日の10日前、各回3組・12名まで(1組4名まで)
※定員に満たない場合、募集期間を延長することがあります
※規定枠が埋まった場合でも、人数の上限に空きがある場合は追加募集を行うことがあります。
※キャンセル待ちでお申し込み頂いた場合は、キャンセルが出たときのみ、キャンセルが出たタイミングでメールでご連絡いたします。

 

お問合せ:岐阜県百年公園事務所 ℡0575-28-2166 info@hyakunen-kouen.jp

過去の活動

6/12(日)小枝のネームスティック作り

小枝のネームスティック

左はシンプル簡単タイプ、右は飾り削りを加えたタイプ

 6月の第1回目の講座のテーマは「削ることを楽しもう!」

 初めてナイフを使う初心者さんや「まずはやさしい内容から始めたい・・」という人向けのメニューです。かっちりとした作品作りではなく、自然の枝を自由に削る楽しさを体験します。ナイフになれてきたところで、簡単な飾り削りにも挑戦してみました。

7/9(土)自作フォークでマシュマロを焼こう

フォーク完成!

 7月は自分たちで削ったフォークでマシュマロを焼いて食べました!

 森から自分たちで切り出した木の枝が実際に使える道具になるまでを体験すると、自然と暮らしがつながっていることがわかります。

8/7(日)森のミニカーを作って走らせよう

森のミニカー

 8月はアラカシの丸太を割るところから始めて、ミニカーを作りました。

 剪定ノコギリの使い方を工夫すると、木に「溝」を掘ったり「欠き取り」の加工をしたり、様々な形を作れるようになります。ノコギリの使い方のあれこれを体験しました。

 

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開館時間:10:00 〜16:00
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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岐阜県立森林文化アカデミー
ぎふ木遊館
Sustainable Development Goals