こんちゅうクンと虫とり大会をしました

開催した日:

 蒸し暑い天気となった7月8日(土)。
「こんちゅうクンと虫とり大会」と題して、morinos周辺の虫をたくさん探しました。
親子8組16名が参加しました。
こんちゅうクンの看板

 ゲストは「こんちゅうクン」こと、北野伸雄さん。静岡県磐田市にある「竜洋昆虫自然観察公園」のスタッフをしており、様々な機会を通じて昆虫の不思議や魅力を伝えています。当日はオオクワガタをつけた眼鏡とツノ付きの麦わら帽子を被った格好で対応していただきました。
こんちゅうクン

 最初に北野さんから「こんちゅうって何?」と題して、いくつか質問が出されました。
まず「虫」について。虫とは、人・けもの・鳥・魚・貝以外の小さな動物のことを指し、多くは昆虫のことを言います。一方、「昆虫」は体が頭・胸・腹の3つの部分に分かれ、2本の触覚、4枚の羽、6本の足を持つ虫を言います。
虫の仲間に昆虫がいる、という整理を頭に入れて、早速虫探しに挑戦しました。
こんちゅうクンの事前講義 こんちゅうクイズ 

 今回のミッションは、こんちゅうクンからの指令書に書かれている64種類の虫をできるだけたくさん見つけること。見つけてこんちゅうクンのチェックを受けると指令書に書かれた点が得られます。虫の種類によって得点が異なり、例えばクワガタは70点、カマキリは50点ですが、ムカデはー100点と虫によって異なります。また、一度見つけた虫はそれ以上加点されないため、できるだけ多くの種類の虫を探すことが高得点を目指すポイントです。
こんちゅうクンからの指令所

 morinosひろばで虫探しがスタートすると、参加者は早速虫捕り網を持って探しました。中にはカナヘビを捕まえる子もいましたが、これも今回は虫の一種ということで得点です。カメムシやヤスデといった普段ちょっと敬遠する虫も、得点がもらえるということで捕まえて観察しました。青リンゴのようなにおいがするカメムシ(ホシハラビロヘリカメムシの幼虫)がいてビックリ。
親子で虫探し カナヘビ 得点確認中 カメムシ

 森の中に入ってさらに探していくと、大物発見!
なんと、ミヤマクワガタのオスを見つけた子どもがいました。
他の子ども達も集まってきて、みんな羨望の眼差しでしばし見惚れていました。
ミヤマクワガタ

 汗びっしょりになりましたが、あっという間に1時間あまりが経ち、虫とり大会は終了です。
こんちゅうクンのチェックを受けた得点を合計し、順位をつけて上位チーム(家族)を表彰しました。
優勝した家族は、なんと14種も虫を見つけました。
こんちゅうクンからの表彰

 改めてmorinos周辺の自然の多様さと、虫の魅力を再発見しました。

(参加者の声)※アンケートより抜粋
・ただ虫探しをするのではなく、いろいろな種類の虫を、いろいろな観察ポイントで点数化してあり、虫探し熱に火がついて必死さが面白さに繋がっていたかなと感じました。すごく工夫されていてとても楽しませて頂けました。
・とっても面白かったです。夢中で虫探しをし、どこにいるのか?どんな植物にいるのか、考えながら動けました。ワクワクが止まりませんでした。こんちゅうくんの知識の豊富さが素晴らしく魅力的ででした。こどもも喜んでこんちゅうくんに捕まえた虫を見せにいっていました!指令書もかなりよかったです。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース自然学校

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