フライングスタート!で始まったmorinos体験『加納西認定こども園』
開催した日:
走り梅雨を彷彿とさせる大雨のmorinosの朝

雨のmorinos
大雨をふき飛ばすように、岐阜市の加納西認定こども園から、子どもたち40人と先生方がmorinosに遊びに来てくれました。
この日のテーマは、「子どもたちと相談をして、子どもたちが遊びを選択する」そして、「園での遊びの幅を広げるきっかけづくり」です。
子どもたちの到着とほぼ同時に、それまで降り続いていた大雨がやんでくれました。
当初は、到着後にトイレや昼食を済ませてから体験プログラムを開始する予定だったのですが、貴重な晴れ間を活かしたいということで、先に外へ出ることにしました。
「荷物を置いたら芝生広場で挨拶をしましょう」と声をかけた、その数分後・・・
子どもたちは、morinosひろばの魅力に引き込まれるように、自然と遊びを始めていました。どろんこ池やシーソーへ一目散に向かう姿が印象的でした。

遊びだした子どもたち
本来は挨拶から始まる予定でしたが、この日は“フライングスタート”。
子どもたちの高まった遊びたい気持ちを大切にし、そのまま活動を見守ることにしました。

どろんこ池で遊んじゃう
どろんこ遊びやままごとには全体の約3分の2の子どもたちが夢中になって取り組んでいました。一方で、「汚れたくない」と距離を取る子もいましたが、時間が経つにつれてそれぞれが自分なりの遊びを見つけていきました。
しばらくすると、「森に行きたい」という声も聞こえてきたため、希望者を募って”森さんぽ”を行うことしました。
ハンドベルを鳴らして呼びかけると、12人の子どもたちが集まってくれました。

森さんぽへ行くぞ
森さんぽに参加した子どもたちに、「森で何してみたい?」と聞いてみると、
「虫さがし!」「トカゲさがし!」「お花さがし!」と元気な声が上がり、なかでも虫さがしが一番人気でした。
そこで、子どもたちにワクワク感を持ってもらいたいと思い、
「この前、ここの森でこびとを見たよ。見つけたのは、これ。」
「こびとの羽も森で拾ったよ。」と伝えました。
さらに、「ひろったこびとの羽を見たい?」と声をかけ、絵本のページに貼った羽を見せ、実際にさわってもらいました。
その後は、森の中での発見を大切にしながら歩いていきます。途中、ウルシの葉を見せると、子どもたちは葉の特徴を一生懸命言葉にしてくれました。「軸が赤い」という言葉が出てこなかったため、「ここは何色かな?」と問いかけることで、観察する視点を広げてもらいました。
また、ヤマボウシの花のすぐ近くで「お花はどこにあるの?」と聞く子どもに、「すぐそばにあるから探してみてごらん」と伝えましたが、なかなか見つけることができません。「もう少し上を見てみて」と声をかけると――
「あった!お花とって!」という声が上がりました。
枝を手の届くところまで下げると、「一つちょうだい」と自分でお願いをして花を摘み、「もう一つちょうだい」と続けて嬉しそうにもう一輪摘んでいました。

視点を変えてみよう
その後、子どもたちは「山の小さなお家(四寸傘)へ行くチーム」と、「山の中の小さな川へ行くチーム」に分かれて活動しました。
お腹もすいてきていたため少し足早に進みましたが、道中では虫やトカゲを探しながら、それぞれのペースで森を楽しんでいました。
目的地に到着すると、ウラジロでバッタを見つけて遊んだり、「お土産にする」と言ってチャートの石を持ち帰る子も見られたり、それぞれに印象に残る発見があった様子でした。
その頃ひろばでは、どろんこ池でドロドロになった体が冷えてきて、「お腹がすいた」「寒い」といった声が次々と聞こえてくるようになり、焚き火で体を温めようとマッチに悪戦苦闘する園児たちの姿も見られました。

マッチに悪戦苦闘
自由な木工ができる「とんとんカチカチ」では、2〜7人ほどの子どもたちが、初めてのトンカチやノコギリに挑戦し、嬉しいような、少しドキドキするような体験をしていました。

ノコギリに挑戦
昼食後のふりかえりで、「楽しかったこと」を尋ねたところ、
1位:どろ遊び
2位:ままごと
3位:森さんぽ
4位:トンカチとノコギリ
という結果でした。
たくさん遊んだあとの子どもたちは少し眠そうな様子。帰りのバスでは、心地よい疲れとともにゆっくり休めたのではないでしょうか。今回の体験が、園での遊びや日常の中での発見につながっていくことを期待しています。
以上、報告は小川カツオでした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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