NPO法人 木の建築フォーラムが主催する「木の建築賞」は

　１．地域の文化や風土が表現され、木の建築文化と芸術の振興に寄与していること。
　２．木材を主として用い、森林の保全、林業、木材産業の振興に寄与していること。
　３．地域の事業者や職人が主体となり、木の建築技術の継承や地場産業の発展に寄与していること。
　４．木材の持続可能な利活用が図られ、木の建築の修復や再利用、長寿命化に寄与していること。

　を基準にMs建築設計事務所の三澤文子先生を選考委員長として評価されます。

受賞記念の撮影（挾土壁前にて）

　内容的にはmorinosの建築に関わって下さった森林文化アカデミーの辻光孝教授、松井匠准教授、小原勝彦教授が受賞されたものですが、morinosの読書エリアに掲げてあります。

　この木の建築賞「ムクファースト崇秀賞」は、和歌山県田辺市の山長商店さん11代目 榎本崇秀さんを祈念して、現社長が創設された協賛賞で木の建築賞に冠をつけた上位賞として位置づけられるとのこと。特に無垢材を丁寧に使っている建築が選ばれるそうです。

受賞の盾と木のトロフィー

　このトロフィーを作成したのは森林文化アカデミー１期生の石井学さん。美濃市の洲原神社をモチーフにサクラ材、カラマツ材、ヒノキ材、クリ材で積み重ねるように作られています。

　morinosにお越しの際は、是非、ご覧ください。

　以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。