おとなと子どもの「けずりば」というプログラムを2月10日(月・祝)と2/25(日)にmorinosで開催しました。

2/10はmorinosひろばで開催

2/25は雨だったので森の工房の軒下で開催しました

今回の「けずりば」は、過去に里山ナイフ教室やmorinocoナイフの教室、グリーンウッドワークの体験講座などで、基礎的なナイフワークを体験した方を対象にした、フリープログラムという形で行いました。会場には「材料の木」「ナイフクラフトの道具」「焚き火」「お茶とお菓子」を準備して、参加者は開催時間の枠の中で、自由に出入りしながら、それぞれのペースでナイフクラフトを楽しんでもらうというプログラムです。

ナイフワークの道具や材料

焚き火も楽しみながら

これまでのナイフ教室では、決められた時間枠の中で、決まったアイテムを作るのが定番でした。一方で、リピーターの方から「もっと長い時間削りたい」「他の作品も作ってみたい」という声も上がっていて、それじゃあ、自由に作品作りができるフリープログラムを考えてみようと、試しに開催したのが今回の「けずりば」です。

どんな感じになるかな・・という不安もありつつでしたが、参加者の皆さん、時間の使い方も、でき上がる作品も様々でした。

ネコさんや

樹皮を活かしたネームスティック

かわいい木のクルマ

だ・る・ま・さ・ん・が・・・

他にも、スプーンやフォークといったカトラリーづくりに挑戦される方もいらっしゃいました。

今回の開催は試行プログラムという位置付けでしたが、ささっと作品を作って帰られる方もいれば、丸1日、たっぷり時間を使って作品をいくつもつくられる方もいらっしゃいました。思いのほか、皆さん、それぞれのペースで楽しんで頂くことができたようです。2日目(25日)は雨天の寒い中での開催であったにもかかわらず、アンケートからはとても楽しんで頂いた様子が伺えました。

「のんびりとゆっくりと自分のペースでできたのでとても良かった」
「材料、道具がそろっているので、手ぶらで参加できるのも良い」
「作りたいものを選択できるのは嬉しい」
「少し寒かったけど、焚き火があったので良かった」
「適度なスタッフのかかわりで心地よい」
「とても良かったので続けて欲しいです」
「自由度のある教室のままでつづけてほしい」

などなど(アンケートより)。

どうやら、このように自由に気軽にナイフクラフトを楽しめる場所は求められていそうな感じです。この、けずりば形式のプログラムは今後もブラッシュアップしていきながら企画を考えていきたいと思います。

「作ること」は楽しいんです

来年度もナイフワークに触れるきっかけ作りである「里山ナイフ教室」と、気軽に自由にナイフワークを体験できる場所「けずりば」は開催していきたいと思います。ご興味がありましたら、是非お気軽にご参加ください！