森のじかん〜子どもたちの好奇心に火がついた!梅林こども園×morinos「梅林公園で探検ごっこ」
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morinosでは、ご応募いただいた各地の小中学校や保育園などに出向いて、出張型プログラム「森のじかん」を届けています。
今回は、岐阜市の「梅林こども園」の子どもたちと遊んできました!

子どもが到着&ご挨拶
梅林こども園の園庭は、虫が集まるエリアや畑・果樹ゾーンなどがあり、普段から自然と親しめる素敵な環境です。今回はそんな園庭を飛び出し、徒歩10分ほどの距離にある「梅林公園」へ向かいました。
子どもたちにとっては遊ぶのにおなじみの公園ですが、私たちスタッフにとってはあまり馴染みのない場所です。そんな「普段と違う大人」と「行き慣れた場所」という新鮮な組み合わせのなか、プログラムがスタートしました。
「何をしたい?」から始まった企画
先生方からの最初のオーダーは、「自然物を使って、小さな子どもたちが五感で感じる遊びをしたい」というものでした。現地の下見や打ち合わせを重ねるうち、先生方から「やっぱり子どもたちの主体的な遊びを大切にしたい」という想いが伝わってきます。
そこでmorinosから「では、当日子どもたちに『何をしたい?』と直接聞いてみませんか!」と逆提案させていただきました。
とはいえ、大人の前では少し遠慮してしまう子もいるかもしれない……という事前情報もあったため、当日は子どもたちが選べるきっかけとして、計5つのアイデアを準備して臨みました。
・こども園の先生から(3案):魔法の枝づくり / 宝箱づくり / どんぐりごま
・morinosスタッフから(2案):森のおべんとうやさん / 小人さがし
クラフト系4つ、発見系1つというラインナップを用意して、いざ当日を迎えます。
ドキドキのアイスブレイクと「探検」の練習
梅林公園で待つ私たちのもとへ、ひまわり組の子どもたちがやってきました。見知らぬ大人のスタッフを前に、最初は少し緊張気味の表情です。
まずは「朝ごはん何食べた?」といったたわいもない会話からスタート。やり取りを重ねるうちに、子どもたちの表情も少しずつやわらいでいきました。
「今日は梅林公園で『探検』をしよう!」と伝え、「探検ってなんだろう?」とみんなでイメージを膨らませます。子どもたちからは「歩く!」「宝物を見つける!」「探して発見すること!」といった元気な言葉が次々と飛び出しました。
定義が決まったところで、次は「よく見て発見する」探検の練習です。スタッフの「カツオ」が袋から取り出した自然物と同じものを探すゲームを行いました。 1つ目は「穴の開いた黄色い葉っぱ」。 2つ目は「アレチヌスビトハギの葉っぱ」。

アレチヌスビトハギの葉をみせる子どもたち
アレチヌスビトハギのときは、「『1つちょうだい』とお願いしてから取ってね」と伝えると、「1つちょうだい!」という可愛らしい声があちこちから聞こえてきました。
子どもたちが選んだのは「発見の喜び」

◯◯したい人!
いよいよ本番の探検タイム。「みんなは探検で何がしたい?」と尋ねてみると……
・子どもたち:「山へ行きたい」「石を拾いたい」「どんぐりや松ぼっくりを探したい」「お花を見つけたい」
・先生たち:「魔法の杖をつくりたい」「宝箱をつくりたい」
・スタッフ:「森のおべんとうやさんをしたい」「小人をさがしたい」
たくさんの「やりたいこと」が出揃い、希望ごとにグループ分けを行いました。すると驚いたことに、用意していたクラフト系(魔法の杖・宝箱・森のおべんとうやさん)には誰一人手を挙げません!

スタッフのプレゼン
全員が「探す・発見する」グループを希望し、最終的に以下の3チームに分かれました。
1 山へ行ってどんぐりや松ぼっくりを拾うチーム
2 石を探すチーム
3 小人を探すチーム
子どもたちが真に求めていたのは、あらかじめ用意されたものを作る創作ではなく、自らの手と目で味わう「発見の喜び」だったのです。
深まる探検と、終わらない好奇心
いざ探検に出発すると、どのチームもテーマに縛られず、途中で見つけた面白いものに夢中になっていました。
例えば「小人チーム」では、こんな会話で大盛り上がり。
・「オオヒレカワコビトを探すなら、川がないとダメだよね」
・「セミグルメを探すなら、セミが鳴いている木の根元に行こう。死んでいるセミを食べているはず!」
・「あ!セミの羽が落ちてる!きっとセミグルメが食べたあとだ!」

オオヒレカワコビトを探す
リアルな観察と想像力が混ざり合い、最高にワクワクする小人探しが繰り広げられていました。
お昼前、全員で再集合して見つけた宝ものをシェア。「お家へ帰ったら、今日の探検のお話をパパやママに教えてあげてね」と約束し、プログラムは無事に終了……したはずでした。
しかし、子どもたちの探検はまだ終わっていませんでした。こども園への帰り道、花壇にしゃがみ込んでダンゴムシを見つけたり、チョウチョを追いかけたり、落ち葉やお花を大事そうに拾ったり。

キノコみっけ
大人が仕掛けた「探検」をきっかけに、子どもたちの内なる「好奇心の導火線」にすっかり火がついた一幕でした。
限られた時間ではありましたが、子どもたちと先生たちは梅林公園の自然の中で、改めて「発見の喜び」を思い出していただけたのではないかと思います。この日の体験が、彼らの心の中に、自然との穏やかなつながりとして残ることを願っています。
以上報告は、いそのかつお こと、小川カツオ将友でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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