morinosでは、応募いただいた各地の小中学校や保育園などに出向いて、森林体験プログラムを届けています。

今回は岐阜市にある「諏訪幼稚園」を訪れました。ここは岐阜市北部の山麓にある園で、すぐ隣の山腹に諏訪神社があります。森で五感を使った体験をさせたい、というオーダーを受けスタッフ4名でお邪魔しました。年長園児12名と一緒に、午前中1.5時間ほど森遊びを楽しみました。

園を出発してすぐに諏訪神社の境内があり、挨拶をした後石段を登っていきました。途中、アオキの葉っぱをいただき、裏に枝で名前などを書いて祠の前にお供えしました。

その後は、森の中に設置したハンモックで遊んだり、葉っぱでたたき染めをしたり、木の枝や皮を集めて秘密基地を作ったりと、それぞれが思い思いで遊びを楽しみました。
最後に、森の木々や石に目玉シールを貼って顔に見立てて遊んでみました。
「なんだか怖い…」「面白い～」
森の雰囲気が変わったことにビックリしたようです。

あっという間に予定の時間が経ちましたが、子どもたちは「まだ遊んでいたい！」と残念そう。でも大丈夫、ここは園舎のすぐ隣なのでまたいつでも遊びに来れるよ、と伝えて神社を後にしました。

こちらの園でも「近くにあるこの環境を活かさないともったいない」という園長の言葉の通り、今回の体験を機に先生たちが積極的に子ども達を身近な自然に連れて行き、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。

報告者：大武圭介（ウォーリー）NPO法人ホールアース自然学校