おとなと子どもの里山ナイフ教室を6月15日 (日)に、morinosにある「森の工房」で開催しました。

この日は朝から雨が降っていたため、森に入って木を伐る作業は無しにして、いつもより長めに、ナイフワークのもの作りの時間をとりました。

この日のテーマは「森のどうぶつ作り」。

参加者が少なかったため、ほぼ、スタッフとマンツーマンでの作業になりました。
午前中参加のみなさんはリピーターさんで、ナイフワークにも慣れている方達だったので、少し凝った形のどうぶつ作りにも、チャレンジして頂きました。

出来上がったのは、かわいい動物、不思議な動物、たてがみのかっこいいライオン！今回の活動は、いつもよりも長めの製作時間でしたが、それでも「もっと作りこみたい！」と、お昼休みも作業を延長して、納得のいく作品を完成させていました。

午後の部も、当初は参加者少なめ・・の想定だったのですが、morinosのスタッフの方々が当日参加の声がけ募集をしてくれたので、ふたを開けてみると定員が埋まる参加人数になりました。大人も子どもも混じってにぎやかに、午後の部のナイフ教室がスタートしました。

こちらの回では初めての参加者も多く、当初は慣れないナイフワークに悪戦苦闘する姿も見られました。それでも、他の人が作る作品に刺激を受けながら、自分の作りたいどうぶつを少しずつ、形にしていきました。

そして出来上がったのが、バリエーション豊かな動物たち。最後、みんなで作品をならべたところは、さながら小さな動物園のようでした！

今回は雨ということもあり、森に入ることはできなかったものの、「その分、時間があって、じっくり作りこめたのが良かった」というご感想も頂きました。また今回のように、時間に余裕のあるプログラムも今後実施していけたらと思います。ご参加頂いた皆さま、どうもありがとうございました！

ふり返りは、みんなの作品を並べてまるで動物園のようでした

次回は7月6日(日)、里山の木で森のむし達を作ろう！を開催します。7月は猛暑が予想されるため、6月のように森のワークは無しにして製作時間長めで屋内開催を予定しています。たくさんのご参加をお待ちしています！

森林文化アカデミー
木工専攻准教授 前野　健