スウェーデンのニネスハムンという小さな町の、小さな小さな自然学校のスタッフの二人が
中心となって誕生させた、野外で体感的に算数を学ぶ「野外で算数（邦題）」というテキストをベースにした超実践的スキルアップ講座「野外で算数」＆「半日森の小学校」を今年も開催しました。

参加した8名の受講生たちは、「野外で算数」を訳した講師の山本幹彦ファミリーとオンラインでつながりながら、
1日目はプログラムの体験を通して学んだのち、チームで翌日の実戦に向けた企画と準備。
2日目は、リアルな子どもたちを対象とした「半日森の小学校」の先生として野外で授業を展開しました。

受講生たちは自分たちの体で1m3や数を体感したり、それをどうやって「体感的に」伝えたら良いのか
様々な意見を交換し合いながら、翌日の準備を熱心にしていました。

2日目には、「森の小学校」の半日開校を楽しみにしていた３０名の子どもたちが２手に分かれ
森の中に移動して早速授業を受けました。

普段とは違う流れの中で、先生役となった研修受講生たちも最初は戸惑っていたものの、最終的には
生き生きと体験を通した学びを手に入れていく子どもたちに助けられながら、様々な発見をしていたようです。
無事子どもたちが楽しそうに帰った後の、終了後の受講生同士のふりかえりも盛り上がり
真剣な意見が交わされました。

子どもも大人も関係なく、体験から学ぶことの重要性を改めて感じた2日間でした。

なんちゃって先生　萩原ナバ裕作