初めての『森のポストカードづくり』
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みなさん、「こんにちは」morinos JIRIです。
今日はmorinosスタッフのずーみんとサニーが初めての試み、『森のポストカードづくり』を行いました。参加者は限定3家族、12名です。
最初にずーみんが、どんなポストカードを作るのか見本を見せて、材料となる自然物の集め方などについて簡単に説明しました。参加者は机に用意された籠に、木の葉や草の葉、種子などを集めに行きます。
ヨモギの葉を見つけたお子さんが、そこにいたハムシの仲間に興味をひかれ、「これは何?」とずーみんに聞いていました。
自然の中には様々興味をひくものが多いですよね。このワークショップはいろんな方面に波及して面白いです。
ヨモギの葉をとって、ついていた虫について聞くお子さん
葉を探す途中で、参加者のお父さんが、「この虫食いの葉が面白いかも?」とコナラの葉を見ておられたので、写真を撮らせてもらいました。確かに、自然の造形って面白いですよね。
材料を集めたところで、『森のポストカードづくり』の手順説明です。
ずーみんが水性絵の具やスポンジ、水の使い方、紙の押さえ方について説明しました。
絵の具の付いた葉っぱを「ゆっくりはずす」のがポイントです。
3家族とも、「最初にどの葉を使おうか?」集めてきた葉を選んでいます。
ヤマボウシ、アカメガシワ、ナワシロイチゴ、ヨモギ、クズ、タンポポ、カラスノエンドウなどを集めていました。
使用する葉を選んでいる親子
このご家族は、スポンジに黄色の絵の具をつけて四葉のクローバーに、赤い絵の具はクズの葉につけて、ポストカードに色付けしていました。クズの葉は想像以上に、葉脈がきれいにできていました。
シダの葉は絵の具の付きも良く、新聞紙を乗せて擦ると濃い色合いがしっかりカードに付きました。絵の具の色を変えて挑戦していました。
また小さなお子さんは、単に葉っぱのスタンプをするのではなく、そこから発展してアート作品にしていました。その様子を、サニーが見守りながらうまくサポートして、新たな作品作りにつなげられました。
虫食いのコナラの葉を選んだご家族は、一度、緑色の絵の具を付けて押した後に、葉を乗せたまま虫食いの穴の上から黄色い絵の具のスポンジで、虫食いを柔らかく表現されていました。素晴らしいセンスです。
最後に本日の参加者で、できた『森のポストカード』を手に記念撮影です。
みな今日の思い出の品を携えて帰路につかれました。
今回、初めての『森のポストカードづくり』体験、今の季節ならではの葉の色合いに気づいたり、素材を探す段階で新しい自然を発見した人もいました。そうした自然に巡り合いながら、新しい気づきにつながれば嬉しいです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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