岐阜大学教育学部附属小中学校の6年生が107人、森は最高!

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 本日は『岐阜大学教育学部附属小中学校の6年生』107人(21班)が、morinos楽しい森体験をしに来てくれました。
 morinosスタッフは全体統括のナバさん、記録係のまいまい、ホスピタリティ担当のスージー、心のよりどころウォーリー、大声係のJIRI。
 それに寛さん、千葉ちゃん、ミサちゃん、ミチルちゃん、まりも、慧ちゃんの合計11名。全員が子どもたちに自己紹介。
最初にインストラクター紹介

最初にインストラクター紹介

 
 本日のプログラムは①人間コピー(ナバさん)、②四本足に挑戦(千葉ちゃん)、③ウラジロ飛行機(慧ちゃん)、④松ぼっくりを探せ(スージー)、⑤森でおひるね(ミサちゃん)、⑥葉っぱたんけん(JIRI)、⑦重さ20g(寛さん)、⑧お馬さんに挑戦(まりも)、⑨森でアート(ミチルちゃん)、⑩ヤッホー(ウォーリー)を実施しました。
本日の体験メニュー

本日の体験メニュー

 
 最初は、①「人間コピー」です。
 ナバさんの指令で林道に、子どもたちの代表が寝ころび、その子の形を石や葉っぱで象っていきました。子どもたちは全部で21班あり、班ごとに課題をこなしていきます。
①「人間コピー」をしている子どもたち

①「人間コピー」をしている子どもたち

 
 
 次は②「四本足に挑戦」。千葉ちゃんの指導でマツ林の中をイノシシになったつもりで、四本足で歩いてみます。
 マツの葉がたくさん降り積もっていて、予想以上に「ふかふか」していることを実感しました。
 
②「四本足に挑戦」を体験する子どもたち

②「四本足に挑戦」を体験する子どもたち

 

 
 ③「ウラジロ飛行機」は慧ちゃんのポイント。
 ここではマツ林内に生えているシダ植物のウラジロを学び、それをちぎってグライダーのように飛ばします。どうしたら良く飛ぶのか、柄が長いのと短いので違うか。子どもたちが試行錯誤しました。
③「ウラジロ飛行機」をする子どもたち

④「ウラジロ飛行機」をする子どもたち

 
 スージーのポイントは④「松ぼっくりを探せ」です。
 この現場は、北アメリカ産のスラッシュパインが生えており、10cm~20cmにもなる大きな松ぼっくりが見られます。この松ぼっくりは日本のアカマツなどの松ぼっくりと何が違うのか、例えば「トゲがある」など、観察もしました。
③「ウラジロ飛行機」をする子どもたち

④松ぼっくりを探せ」をする子どもたち

 
 ミサちゃんの⑤「森でおひるね」ポイント。
 ここは最高だね。森の中に銀マットを敷いて、そこで「何も考えず、ただただ寝る」だけ。これは大好評!
⑤「森でおひるね」する先生と生徒

⑤「森でおひるね」する先生と生徒

 
 
 さぁ、次はJIRIさんの ⑥「葉っぱたんけん」ポイント。
 ここでは15種類の樹木の葉を集めてきて、段ボールに貼り付けます。15種類を即座に見分けるのが大変なくらい、次から次へと木の葉っぱを集めてきてくれました。常緑広葉樹だけでもサカキ、ヒサカキ、アオキ、アラカシ、モチツツジ、イヌツゲがありました。
⑥「葉っぱたんけん」する子ども

⑥「葉っぱたんけん」する子ども

 
 寛さんのポイントは、⑦「重さ20g」です。
 ここでは森の中にあるものを選んで、これが20gと思うものをはかりに載せて測定します。言葉で20gと言っても、実際の重さはどれほどかを遊びながら学びます。
⑦「重さ20g」に挑戦する子ども

⑦「重さ20g」に挑戦する子ども

 
 まりものポイントは、⑧「お馬さんに挑戦」です。
 題名からすると「馬がいるのか?」と思われるかもしれませんが、実際は馬が木材を運ぶ「馬搬」を子どもたちが体験します。声を合わせて、みんなで一緒に引けば丸太が動きますが、息が合わないと動きません。
⑧「お馬さに挑戦」で丸太を曳く

⑧「お馬さんに挑戦」で丸太を曳く

 
 ミチルちゃんのところは、⑨「森でアート」ポイントです。
 ここでは森にあるもので、小さな妖精の家を作ります。女の子中心の家づくりと、男の子中心の家づくりは違いがあります。材料の集め方も班によって個性が出て面白いです。
⑨「森でアート」で小さな家づくり

⑨「森でアート」で小さな家づくり

 
 
 山のポイント最後は、⑩「ヤッホー」のウォーリーポイントです。
 ここではmorinosが見える場所から、morinosに向かって息を合わせて「ヤッホー」と言うのですが、ウォーリーから子どもたちへの依頼で今回は「ヤッホ」と短く、大きな声で叫びました。
⑩「ヤッホー」と叫ぶ子どもたち

⑩「ヤッホー」と叫ぶ子どもたち

 
 他にも山では、暇を持て余した子どもたちが、「マツの切り株に何人まで乗れるか?」を競って遊んでいました。
 こうして子どもたち自身が、その場にあるもので楽しむ姿が多々見られました。子どもは遊びの天才です。
切り株に乗って遊ぶ子どもたち

切り株に乗って遊ぶ子どもたち

 
 さて、山でのネイチャーラリーを終えて、morinosに戻ってきた子どもたち。
 ここではバスに乗るまで、しばしの自由時間です。やはり子どもたちには「水」「火」「土」は大人気!
 散水で出た「虹」に向かって楽しく遊ぶ子どもたちが印象的でした。
モリノス広場で遊ぶ子どもたち

モリノス広場で遊ぶ子どもたち

 
 morinos山でのスコップによる穴掘り、なぜかどの年代層にも大人気!
 帰り際に、「次の休みの日に来て、続きを掘ってもいいですか?」と聞いてくる子までいました。
 子どもにとって重要なのは遊具ではなく、単なる自由に遊べる環境なのです。
モリノス山は大人気

モリノス山は大人気

 
 今回はmorinos始まって以来、大人数の学校対応でしたが、子どもたちにとっては非日常を満喫できる一日となったようです。
 
 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
 
 
 
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