2026年 夏のもの作りキャンプを実施しました!
開催した日:
2026年夏、7/24~25(1泊2日)、8/10~12(2泊3日)の2回に渡り、「夏のもの作りキャンプ」を実施しました。
今回のキャンプには、小学校3年生〜中学生1年生までの子ども達(1回目:5名、2回目:4名)が参加してくれました。
本プログラムは、森林文化アカデミーの課題研究の一環として、学生が実施する試行プログラムとして行われました。
キャンプのテーマは、「自分で使うものを自分で作る」「思い描いたものを形にする」。
子ども達には事前準備としてイメージスケッチを描いてもらい、「どんなものを作りたいか」のイメージを膨らませて、当日を迎えてもらいました。

事前に描いてもらったイメージ画
子ども達自身の力で木とじっくり向き合ってもらう時間を目指し、基本的には手工具をメインにプログラムを行いました。

鉋(かんな)を使ったお箸作り
1泊2日:日々の生活で使える、お箸とお皿を製作しました。

もの作りキャンプ①で作ったお箸

もの作りキャンプ①で作ったお皿
2泊3日:絵を描くときや本を読む時、そんな自分だけのスツールに挑戦しました。

もの作りキャンプ②で作ったスツール
会場となった美濃市の古民家の土間には、鳥やセミの鳴き声ともに
刃物が木を削る ”スースー”
木と工具が当たる ”コンコン”
という音が響いていました。

もくもくと木を削る時間
時には、お喋りをしながら。
時には、グッと集中しながら。
時には、休憩しながら。

お皿の外形を銑(せん)で削る工程
刃物と木と向き合う時間は、どこか心を落ち着かせてくれます。
子どもも大人もどこからか、ぐっと集中がやってきます。

作業に没頭していると、いつしか真剣な表情に

難しいところは教えてもらいながら進めていきます
時には、『あ〜、逆目(さかめ)が〜。。※』という苦戦の声も聞こえてきます。
そんな苦戦をしながら、それぞれ自分の思い描いた形、納得のいく形へと一歩一歩近づけていきました。
※逆目とは、木の繊維が刃にかかり、繊維がむしれたり割れたりしてしまうこと。木目の向きや道具の扱う方向を誤ると逆目がおきてしまいます。

今回のキャンプで子どもが作った作品。お皿の表面は彫刻刀による名栗(なぐり)仕上げ
自身で考え、手を動かし出来上がった作品を満面の笑みでお家の方に報告し、自慢げに持ち帰る子どもの姿がとても印象的でした。

完成したスツールにオイルを塗ります

完成した椅子に座って記念写真
帰宅後早速、使用してくれた声も集まっています。
自分の手で作ったものは”お気に入り”となり、日常の”彩り”となっているようです。

後日、作ったお皿とお箸を使っている写真を送ってもらいました

「このお皿にパンケーキをのせるんだ!」といいながら完成させたパンプレート
ものづくりが中心にある夏のひとときを子ども達と過ごすことができ、
私自身もとても楽しく豊かな時間を共有させていただきました。
刃物と木と向き合う時間は世代を超えて”没頭”を与えてくれます。
そんな時間を共有できる場を作るため、今後も活動に励みたいと思います。
ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました!
岐阜県立森林文化アカデミー
25期クリエーター科 木工専攻 西川知花
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529



