満員御礼!! スウェーデン流!『子どもの視点に寄りそう野外の学びをデザインする』

開催日
対象者教員・指導者

満員御礼!

〜 子どもたちの学びの可能性を広げる教材開発ワークショップ 〜

スウェーデンから、マリアさん、阿久根さん、そして北海道&京都からファミリー山本!
合計5名の講師をお迎えしての超ぜいたくな2日間連続講座!(土曜夜からスタート)

 アクティブラーニング、体験学習、プロジェクト授業、野外実習などなど、子どもの興味関心に寄り添うフレキシブルな学びの場づくりや、野外空間を活用した学びの場づくりの必要性が高まってきています。

 そうしたスタイルでの学びの良さは分かりつつも、いざ学校現場等で実践しようとなると、ふと困ってしまうことも多いのではないのでしょうか?

 そこで今回は、スウェーデンからMaria Hammarstenと阿久根佐和子さん、そして「野外で算数」を日本で広げている山本ファミリーの皆さん(山本 幹彦さん・山本 草さん・山本 風音さん)をゲストにお招きして、フィールドベースの教材開発をテーマに、岐阜県立森林文化アカデミーのフィールドを使って、参加者1人ひとりが自分の教材を作ってみるワークショップを開催します。

 はじめに、Mariaさんと阿久根さんから教材開発の考え方をお聞きします。その後、参加者と一緒にフィールドを歩きながら教材に結びつく資源を見つけ、アイディアを話し合います。最後に、参加者が一人になって、自分にとって何を大切にするかから始まる教材を作り、発表し、ディスカッションを通して教材開発のスキルを身につけてゆきます。また、その中でMariaさんの著書で翻訳出版を計画されている『野外での授業ハンドブック(仮題)』の紹介と様々な教材を紹介していただきます。

 ややもすると、教材開発をするときに、対象者の状態やニーズを考えず、指導者にとって求めいるものを中心に考えてしまいがちです。でも、教材開発で最も大切なのは、対象者に興味や関心、特性に合わせることと、最適なフィールドです。この二つが揃わない限りは、いくら素晴らしいアイディアに溢れた活動でも、相手にとってつまらない、学びのない教材になってしまいます。
 今回のポイントはこの2つの視点をしっかり学ぶ枠です。

 

日 程:2023年10月28日(土)19:00~21:00  & 29日(日)9:00~17:00  2日連続
場 所:岐阜県立森林文化アカデミー(岐阜県美濃市曽代88)
    テクニカルセンター A棟 及び周辺の自然
定 員:20名程度(先着順)
宿 泊:遠方の方で、アカデミー内コテージ宿泊をご希望の方は10名まで受付可能。
    希望者が多い場合は遠い方から優先にご案内します。
    (宿泊には、別途1,100円がかかります。)
対 象:野外で授業実践を目指す方
参加費:15,000円(保険代、2日目昼食代含む。当日受付にて現金でお支払い下さい)
主 催:みのインタープリタークラブ & morinos 連携開催。
共 催 : NPO法人当別エコロジカルコミュニティ、合同会社ラーニングアウトドア
講 師:Maria Hammarsten(ヨーンショッピング大学学びとコミュニケーション学部教員養成課程教員)
    阿久根佐和子
    山本 幹彦(NPO法人当別エコロジカルコミュニティー)
    山本 草   (NPO法人当別エコロジカルコミュニティー)
    山本 風音(合同会社ラーニング・アウトドア) 以上3名「ファミリー山本」
    
ホスト:萩原・ナバ・裕作(森林文化アカデミー&morinos 教授)

申込み:以下Googleフォームにてお申し込みください。 
    申込み完了後、自動的に申込書コピーが送信されます。その時点で参加が決定となります。
    アカデミー内での宿泊可否については後日調整させていただく可能性もあります。
    開催前に参加決定者向けに詳細情報をお送りします。連絡がない場合はお問合わせ下さい。

             https://forms.gle/a38ivHVjEkFC4SPWA

問い合わせ:090−9239−9187(萩原) or navanava@pop02.odn.ne.jp (萩原)まで。

 

当日の流れ:
10月28日 土曜日 (1日目)
  18:30 受付開始
  19:00 オリエンテーション
  19:10  マリアさんと阿久根さんのプレゼンテーションとお話タイム
  21:00 終了予定

10月29日 日曜日 (2日目)
  09:00   開始 フィールドを歩きながら教材開発の種を見つける目を育てる
      12:00   昼食
  13:00   教材開発・発表・ふりかえりとディスカッション
       17:00  終了予定

講師プロフィール

       
Maria Hammarsten(マリア・ハッマルシュテン)
ヨーンショッピング大学 学びとコミュニケーション学部教員養成課程教員
 2005 年以来、ヨンショーピング大学の教員養成課程で野外教育学を指導。屋外で授業をする教育学で修士号を取得。野外での学びを促進するための全国ネットワーク“Utenavet”のメンバー。児童の教育のための屋外環境、持続可能性を伝えるための屋外授業、屋外教育学が専門。著書に”Utomhus-undervisning EN HANDBOK ” (野外での授業ハンドブックとして翻訳出版予定)。


阿久根 佐和子 (あくね さわこ)
 インド留学中に乗った飛行機で、隣に座ったフィンラ ンド人保育士(夫)と知り合い、1989 年よりストックホルムに在住。自然と人間の関りに関心を持つ。 仕事の傍ら野外教育活動を余暇に実践し、国民高等学校で余暇活動指導員の資格を取得後、野外活動主体の学童で勤務。 野外教育活動と自然観察活動の経験を基に、2013 年より日本人家族対象の遊びを通じて身近な自然 を知る「森であそぼう in Stockholm」を運営。

  
ファミリー山本(左から 山本 幹彦・山本 草・山本 風音 )

京都で生まれ、2000年に家族で北海道に移住。山本幹彦(父)は京都YH協会でソーシャルワーカーや環境教育事業部長として仕事をし、2002年にNPO法人 当別エコロジカルコミュニティー(TEC)を立ち上げ代表。長男の草(そう)は2017年よりTECのスタッフとして小学校5年生の宿泊学習を担当し、森をフィールドとして年間2000名の子どもたちのインタープリター。2020年よりTEC理事。次男の風音(かざね)は2018年に『遊びながら野外で学ぼう 野外で算数』を共訳、2023年8月には「インタープリターズ ガイドブック」を翻訳出版。長野県伊那市在住。

 

 

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