リスクマネジメント講習会【基礎編&上級編】

開催日
対象者指導者、ガイド、保育士など

事故をなくし、楽しく・安全なアウトドア活動を行うには、自然のことをよく知り、一人ひとりが安全を心がけることが重要です。そのために ”心がけや基礎知識”とは何かについて学びあいませんか?
CONE(自然体験活動推進協議会)認定のリスクマネジメント講座です。

自然体験活動の指導者以外にも、様々な指導者、学生、保育士、児童センター職員、プレイパーク関係者、ジオパークガイド、観光ガイド、インバウンドガイドなどの方に受講していただきたい内容です。

リスクマネジメント講習会の風景1

リスクマネジメント講習会の様子

今回は以下の2つの講習会を開催します。

 ①リスクマネジメント講習会(基礎編)
  自然体験活動指導者にとって欠かせない危険回避の基礎を
学ぶ

  【内容】自然体験活動における危機管理の土台になる基本を学びあいます。
  1)リスクマネジメントの基礎知識(活動現場の3本柱、法則、リスクの種類など)
  2)活動(前、中、後)におけるチェックポイント
  3)事故事例の分析とリスク回避
  4)事故が起こった時のために

 ②リスクマネジメントディレクター(上級編)
  日々のプログラム企画を担当している方向けに、より具体的な知識や技術の習得をめざす

  【内容】
  自然体験活動現場における「安全管理者」を養成するために、最新の安全管理要素や事故事例をもとにした研究、具体的な安全管理のあり方等を研修します。
  これらは、自然体験活動現場での安全対策を担える人材として必要不可欠な知識や技術の習得を図り、リスクマネジメント意識の向上を目指します。
  2日間にわたりグループワークを中心に展開します。
  本研修会を履修され検定合格の後には、所定の手続きをすることで「リスクマネジメントディレクター」として認定登録することができ、その後には、組織運営者としての安全管理を担う「リスクマネジャー」資格習得への道もあります。

 

講習会の様子
講習会の様子

安全教育の履歴を残してますか?——————

指導をしたり、人を案内したりする人が、安全管理の概念を学び、学んだ記録が残っていることを求められています。
指導者や案内する人にとって安全教育は必須条件という考え方となっており、事故が原因で裁判となったときには、適切な安全教育を受講していたか、受講の記録が残っているかが確認されます。(当然、教育を実施していないと、安全管理に関する配慮が足りていないと考えられる要因となります。)
また、保険会社や契約内容によっては、スタッフの安全教育がしっかりとしている団体の場合、損害賠償保険の掛け金が安くなったりする事例があります。
つまり、『いつ』、『どの機関で』、『どのような内容の』安全教育を受講したのかの記録を残しておくことが重要となっています。

リスクマネジメント講習会の風景2
リスクマネジメント講習会の風景


安全管理マニュアルありますか?
———————

安全教育と同等以上に、必要な物が『安全管理マニュアル』です。
大きな事故が発生した場合に、確認されるものの1つに『安全管理マニュアル』があります。
事故原因を探索する際に、安全管理マニュアルどおりの運営をしていたのか、なぜ安全管理マニュアルどおりの運営をしなかったのか。あるいは、安全管理マニュアルに欠陥はなかったのか?などが確認されます。
指導や案内などで他人を相手にしている以上、有償・無償関係なく、あるいは、個人か組織かは関係なく安全管理マニュアルが必要です。
安全管理マニュアルがないというのは、安全管理の「あ」の字ができていなのと同じことです。

リスクマネジメント講習会の風景3

リスクマネジメント講習会 田口講師

●開催概要—————————————————

【開催日時】<基礎編>2026年2月7日(土) 9:00~12:00
      <上級編>2026年2月7日(土)~8日(日) 日帰り2日間(13:00~19:30、9:00~15:00)
【開催場所】岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市曽代88)内 テクニカルセンターA
【対  象】
<基礎編>18歳以上で興味がある人ならどなたでも
<上級編>18歳以上の自然体験活動などの指導者やガイドなどで、以下のいずれかに該当する方
 ・自然体験活動において概ね3年以上の実務経験を有している方
 ・教育、ガイド歴が概ね3年以上の実務経験を有している方
 ・参加者募集プログラムや、ツアー企画などを実際に担当している方(3年以上の実務経験が必要)
 ・「CONEリスクマネジメント講習会」または、CONEが認定した他団体主催のリスクマネジメント講習会を修了した方。
    ※赤十字等で実施される救命講習は該当しません。
    ※2月7日午前中の講習会受講者は引き続き受講していただけます

【定  員】それぞれ20名(先着順)
【申込〆切】2026年1月25日(日)
【参加費用】※当日収集します
 <基礎編>参加費5000円 +テキスト代
    ※自然体験活動指導者 安全管理ハンドブック(2023年4月再刷(一部修正))を
    お持ちであれば購入は不要です。
    2020年8月改訂版の場合には修正表をダウンロードしておいてください。
    それ以前の版の場合には、修正版のご購入をお願いします。

 <上級編>参加費15,000円 +テキスト代
  ・テキスト代:1000円(※最新版をご持参いただける方は購入の必要ありません)
   

【持ち物】筆記用具、昼食、飲み物(自動販売機がありません)、参加費
 ※ リスクマネジメントディレクターを受講される場合には所属団体の安全管理マニュアルをご持参ください。
 ※ 安全管理
マニュアルが存在しない場合は、所属する団体と同様の団体のマニュアルをご持参ください

【その他】森林文化アカデミーのコテージに宿泊可(別途1,100円)
 ・コテージでは自炊ができます(夕食はみんなで自炊になるかも)
 ・アメニティーなどはありませんのでご持参ください
 ・朝食は、岐阜の喫茶店文化のモーニングもおすすめです


●お申し込み—————————————

※2026年1月25日(日)締切
申し込みアイコン


●問い合わせ—————————————                                                                                                                                                                                 
NPO法人エヌエスネット 北川健司
nature@odss.co.jp
090-4858-3535

  • モリノスfacebookページ
  • モリノスlineページ
  • モリノスYouTubeチャンネル
開館時間:10:00 〜16:00
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
電話番号:0575-35-3883 / FAX:0575-35-2529
Address : 88 SODAI, MINO-SHI, GIFU-KEN, ZIP #501-3714 JAPAN
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529
岐阜県立森林文化アカデミー
ぎふ木遊館
Sustainable Development Goals