高山市岡本保育園での出前授業
開催した日:
本日は高山市立岡本保育園の年長さんを対象に、森の出前授業に出かけました。身近な自然を楽しく体験してもらうため、市内の「スカイパーク」周辺森林で自然体験する予定でした。このスカイパークからは、中部山岳国立公園の黒部五郎岳、双六岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳、乗鞍岳などが見られます。
しかしスカイパークでのクマ目撃情報を受けて、市役所から安全確保の観点から現地利用禁止の連絡があり、急遽、活動内容を変更して遊戯室での体験になりました。

スティックゲームの説明を聞く園児さん
最初はmorinosから持参した小枝を利用したスティックゲームです。
このスティックを使ってどのように遊ぶのか、説明を聞いたあと、全員が一本ずつスティックを持ち、輪になります。

スタッフの掛け声に合わせてスティックを操作
小枝は真っすぐなので手を放してもしっかり立っている確率が高いのですが、自分が持っている手を放して隣の枝を掴める子と、手放すことができない子がいて、声掛けするスタッフも四苦八苦。

スティックゲームに夢中
スタッフの掛け声に応じてサークル状に動くのですが、半分くらいの子が成功しただけでも大したもの。
みんな、一生懸命挑戦してくれました。

釣り竿に釣り糸を結ぶ
次に、事前に保育士の先生と園児さんが集めておいてくれたスギの枝を「釣り竿」に見立てて、その先端に「釣り糸」となる麻紐を結び付けてもらいました。
年長さんとは言え、紐を結ぶのはなかなか難しく、思い思いに麻紐を結んでいました。この麻ひもで松ぼっくりを釣り上げるのです。

「つりぼっくり」に挑戦
この体験は「つりぼっくり」というものです。子どもたち自身に、どうしたら松ぼっくりを釣ることができるのかを考えてもらいます。2種類の松ぼっくり(大きなスラッシュマツと小さなアカマツ)が配置されています。各自1つ、大きなスラッシュマツぼっくりを釣ってもらい、小さなアカマツぼっくりは何個も釣ってもらいました。

宝物箱に松ぼっくりを収める園児さん
各自が名前の書かれた宝物箱に、釣った松ぼっくりを保管して、次の小さな松ぼっくり釣りに再挑戦していました。

「モクミン」の作り方を聞く
次に挑戦したのは「モクミン」づくりです。木の実や枝葉、木の輪切りなどの自然素材を組み合わせて、思い思いの作品を作ります。
リョウブやサクラ、コナラの枝から切り出した「モクミン」に色を付けたり、イチョウやヒメコマツ、コウヤマキなどの枝葉で飾ったりして、自分だけのオリジナルの人形をつくります。

色付けに夢中になる園児さん
色付けには水性マーカー(ピグマックス)を使い、木材片にお花や昆虫、キャラクターを描いたり、好きな色を塗ったり、木工ボンドで小枝を固定したり、それぞれが思い思いのオリジナルの人形づくりを楽しみました。

友だちの作品も気にしながら制作
自分なりの色付けをしても、やはり他のお子さんの出来映えが気なるようで、お友だちと見せ合ったり、色の相談をしたりと、作品作りに熱中していました。

コウヤマキで飾った作品を手に
作成した「モクミン」の頭にコウヤマキの枝葉を飾った作品をつくった園児さん。見事なバランスで倒れることなく、机の上で立っていました。

枝葉の材料探し
飾り付けに利用した枝葉は保育士の先生と園児さんが集めてきたものや、園長先生のお宅の庭木から採取したものを利用しました。
緑色のものはコウヤマキ、ヒメコマツ、イトヒバ、カエデ、他にも黄色いイチョウの葉や、褐色のトチノキの葉などもありました。園児さんは自分の欲しい葉を保育士の先生に切り分けてもらって、「モクミン」に飾り付けていました。

出来上がった「モクミン」
作品が一堂に並んだのでよく見ると、飾り付けたイチョウの葉に顔を描いた作品もあり、個性豊かな「モクミン」が多数出来上がりました。

「モクミン」を手に全員で記念撮影
年長さん全員でできあがった「モクミン」を手に記念撮影しました。
木工ボンドで接着した部分もありますが、全員の作品が壊れることなく見事に写真に納まりました。

小枝の積み上げチャレンジ
最後は、リョウブの枝や幹から作った木片を使った「小枝の積み上げ」チャレンジです。
一定時間内にどれだけ高く積み上げられるかを競った結果、最も高く積み上げた子は54cm、次いで51cmを記録しました。

友だちの声援を受けながら挑戦
積み上げる木片は絶妙なバランスで立っていました。上の写真の園児さんが積み上げたのは34cmでした。

「楽しかったぁ~」と手を挙げる園児さん
全ての活動を終えて、園児さんに「今日は楽しかったですか~?」と聞くと、みなさん手を挙げて「楽しかったぁ~」と大きな声で応えてくれました。
今回は野外に行くことができず残念でしたが、小枝や木片、松ぼっくりを利用して、遊びながら自然素材の良さや、木のやさしさ、加工しやすさを体感してもらえました。
以上報告は、JIRIこと川尻秀樹でした。
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