杉山三四郎さんの『絵本ライブと幼児期の子どもたちを森にいざなう童話の世界』

開催した日:

 岐阜市の絵本と童話の書店「おおきな木」の店主であり、各地での多彩なパフォーマンスでも知られる杉山三四郎さんをお迎えして開催した『絵本ライブと幼児期の子どもたちを森にいざなう童話の世界』

 お子さん連れのご家族に楽しんでいただきました。

手遊び「グーグーチョキチョキ」を指導する杉山さん

手遊び「グーグーチョキチョキ」を指導

 絵本は「人と人とをつなぐコミュニケーションツールのひとつ」と語られる杉山さん。今回は絵本をスライド上映しながら、それに合わせてギターと歌で盛り上げる『絵本弾き語りライブです。

 最初の絵本は『ぼうしとったら』です。かぶっていた帽子をとったら、その中はどうなっているのか。

「ぼうしとったら」の絵本ライブ

「ぼうしとったら」の絵本ライブ

 2曲目(2冊目)は『いろいろバス』です。いろんな色のバスが登場し、様々な運転手さんや乗客が登場します。バスからは樹木も降りてきました。

 読み聞かせの時間は、読み手と聞き手が生の声でつながる、かけがえのないひとときです。

「いろいろバス」を歌う杉山さん

「いろいろバス」を歌う

 3曲目(3冊目)は『うし』です。最初に1頭のうしが出てきますが、1頭ずつ増えて行き、最後には数えきれないほどのうしの群れになる絵本です。

 参加者も手拍子しながら体を揺らし、一緒に絵本弾き語りライブを楽しみました。

「うし」を歌う杉山さん

「うし」を歌う

 4曲目(4冊目)は『ハッピーーボギー』、こちらは歌だけで5分間。

 5曲目は『おならうた』。こちらは8分間と本日最長の歌ですが、みんなノリノリでライブに溶け込んでいました。

「おならうた」を紹介する杉山さん

「おならうた」を紹介

 絵本バージョンが終われば、次は杉山さんがいろんな道具で、大きなおならやすかしっぺなどを様々に再現して歌われました。

いろんな道具で、いろんなおならを再現する杉山さん

いろんな道具で、いろんなおならを再現

  6曲目(6冊目)は『いちにちおばけ』です。
 題名を聞いただけで怖くなってしまったお子さんもいましたが、杉山さんが歌い始めると楽しそうに聞き入っていました。
 メデューサが出て来たところで、杉山さんが「これは知ってる?」と問いかけると、すぐにお子さんが「メデューサ!」と答えてくれました。

メデューサについて説明する杉山さん

メデューサについて説明

 7曲目(7冊目)は『ブロロンどろん』です。
 自動車が道路に流れてしまったペンキをタイヤで跳ね上げると、側面各部にいろんな動物が浮かび上がってきます。
 子どもたちはペンキが跳ね上げられる前に、どんな動物が出て来るか予想しながら絵本弾き語りライブを楽しみました。 
    子どもたちが「うま」と予測したものは「いぬ」でした。

跳ねあがったペンキで犬の模様が出てきました

跳ねあがったペンキで犬の模様が出てきました

 8曲目(8冊目)は『ぶきゃぶきゃぶー』。絵本の弾き語りライブはここまでで、9曲目はオリジナル曲の『子どもたちよ』です。

 『子どもたちよ』は、杉山さんの数々の活動の一つでもある、年長以上中学生未満を対象とした「おおきな木野外塾」や、年中以下のお子さんを対象とした「ことば塾」のメモリアル写真を見ながらの弾き語りです。

 自然の中で生き生きと活動する子どもたちの姿をスライドで見ながら、弾き語りを聞きました。 

オリジナル曲「子どもたちよ」を熱唱する杉山さん

オリジナル曲「子どもたちよ」を熱唱

 少し休憩を挟んでから、杉山さんの『おおきな木』という書店のことが説明され、その中で「子どもたちにとって絵本の世界は、読んでくれた人の温かみとともに、将来にわたって心の宝物として残っていきます。」と話されました。

 画一的な学校教育や、個性が重視されない社会などに対して、「子ども本位」「大人問題」などにも触れられました。パソコンやスマートフォンに子守りの役目を任せる場面も多い今だからこそ、親子が生の声、生の言葉でつながる時間を、できるだけ大切にしたいものです。

 今回、杉山さんにはmorinosで購入する絵本も選んでもらいました。その絵本の特質についても、一冊一冊説明されました。 年齢別におすすめの絵本や図書の紹介もしていただきました。

「かわ」という絵本を説明する杉山さん

「かわ」という絵本を説明

 そして本日最後の絵本弾き語りは『へいわとせんそう』です。
 世界各地で今も続く戦争、決して繰り返したくない戦争を題材にした絵本のライブです。

 杉山三四郎さんの楽しい時間もあっという間に終わりました。

「へいわとせんそう」を歌う杉山さん

「へいわとせんそう」を歌う

 今回はmorinosで初めての絵本の弾き語りでした。ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました。

 morinosではいろんな形式のイベントを企画していきますので、何か開催してほしい内容がありましたら、ぜひご意見をお寄せください。

 以上、報告はJIRIこと川尻秀樹でした。

 

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