田歌舎の世界:森と生きる知恵を学ぶ〜自給自足の暮らしとジビエローストづくりワークショップ〜
京都府美山で、農林業、建築、狩猟を軸とした食料自給率9割以上の持続可能な暮らしを実践されている田歌舎(たうたしゃ)代表、藤原誉(ふじわら ほまる)さんをお迎えし、22年に渡る美山町の中山間地の生活で得た「生きる知恵」と「持続可能な活動のあり方」を学びます。

田歌舎
1. 田舎暮らしの「リアル」を学ぶ講義
藤原さん自身の田歌舎設立までの経緯、そして、セルフビルドの建物、循環農法の農作物、年間100頭以上の鹿・猪を狩り解体・精肉・加工・販売までの「狩猟」の裏話を深く掘り下げて、お話いただきます。

セルフビルドの田歌舎
- 藤原さんが自給生活に至るまで: 音楽活動、アウトドアメーカー時代から、美山で自給自足生活を確立するまでの経緯(養鶏場・大工・猟師→田歌舎)
- 田歌舎の仕事:宿泊・レストラン・アウトドア/自然体験・ジビエ獣肉販売
- 森を守る活動としての狩猟: 「害獣対策」ではなく、「生活」が目的で狩猟を行っているという田歌舎独自の哲学
- リアルな生態系:「鹿を狩ると、イノシシがなぜ増えるのか」といった、中山間地の生態系と人間活動の関係
- 循環農法
- 田歌舎を支えるスタッフ(現在10人)とその教育

自然体験活動の1シーン
2. ジビエローストづくりワークショップ
田歌舎が狩猟で得たジビエ肉を事前に仕込んだ物を使用します。レンガを利用した簡易かまどづくり(予定)と肉のロースト(焼き方)を学びます。

田歌舎のお肉
これから、ローストを試してみたい方、獣害に悩む方、田舎生活にあこがれがある方、美山の豊かな自然の恵みと、藤原さんの知恵が詰まった「命の味」の調理過程を体験してみましょう。
森に囲まれた田舎暮らしが豊かになる未来へのヒントが見つかるかもしれませんよ。
●開催概要——————————————–
【開催日時】 令和8年2月1日(日)10時30分~15時30分(受付開始 10時00分)
【開催場所】 morinos(美濃市)
【主 催】 morinos(岐阜県立森林文化アカデミー 森林総合教育センター)
【運 営】 森の知恵 共創共同事業体
【対 象】子どもから大人までどなたでも
(岐阜県在住の方優先 ※中学生以下は保護者同伴参加が必要です)
【申込締切】 令和8年1月25日(日)12時00分(定員になり次第募集を終了します)
【定 員】 先着20名(事前予約制)
【参 加 費】 無料
【持 ち 物】 昼食、筆記用具、動きやすい服装(外で活動する場面があります)
・morinosには自動販売機等の設備はありませんので水筒等をご持参ください
【そ の 他】 警報(美濃市)等を除き、雨天でも実施予定です
●当日のスケジュール——————————————–
10:30 開会・講師紹介
10:40 講師自己紹介とジビエローストワークショップ
(かまどづくりと、ジビエ肉の焼き方)
藤原誉流自給自足が、田歌舎流自給自足に至るまで1
12:00 昼食
13:00 藤原誉流自給自足が、田歌舎流自給自足に至るまで2
試食(販売用の加工肉を予定)
15:30 終了予定

ロースト
●講師紹介——————————————–
藤原 誉(ふじわら ほまる)
京都府美山・田歌舎 代表。 大阪府枚方市出身

藤原誉さん
中学時代から音楽に熱中し、大学時代はプロを目指して活動。その後、アウトドアメーカーにてラフティングなどのイベント体験事業を担当。転機を迎え美山に移住し、農業、狩猟、大工に弟子入りするなど自給自足のスキルを独学で磨き、30歳で田歌舎を設立。川を中心としたアウトドア事業を展開しつつ、食の9割以上を自給し、「農林業、建築、狩猟」を軸とした持続可能な山村の暮らしを実践している。
●申込方法——————————————–
以下のバナーよりお申し込みください。
募集締切 令和8年1月25日(日)12時00分
※先着順です。定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
※参加申し込みいただいた方には参加の可否をご連絡します。
お早めにお申し込みください。
●お問い合わせ先————————————–
岐阜県立森林文化アカデミー 森林総合教育センターmorinos
プログラム受託者 森の知恵 共創共同事業体
受付担当:北川 健司(きたがわ・けんじ)
〒501-3714 岐阜県美濃市曽代88番地
Tel:0575-35-3883(火・水休館)
当日携帯:080-1589-4688(代表携帯)
E-mail: mrinochie@gmail.com
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529




