morinosの夏休み
開催した日:
みなさん、夏休みはどう過ごされましたか?
morinosでは連日、オープンと同時に来館してはカブトムシやクワガタ、セミを捕まえるぞ!と意気込んで森の中に向かうお子さんたちの姿がありました。
こちらはmorinosにあるエゴノキの実をとっているお子さんたち。
この実をペットボトルに入れて水を加えて思いっきり振ると、なんと泡が出てきます‼
この実の皮には石鹸のように泡立つ性質があるんです。
泡をすくったり、つけたり思う存分満喫しました。
「今日は私も汚れていい恰好で来ました」というお母さん。
泥池にある合板を活用した手作りウォータースライダーを親子で楽しみました。
最初は恐る恐るだったお子さんたちでしたが、思い切って滑ってみるとこの笑顔!
泥池での遊び方は他にもあります。こちらのお子さんたちは大きなプラスチック容器を浮かべて乗り込んでいます。
「一寸法師になったみたい!」
トントンカチカチではふだん手にする機会が少ない大工道具が使えます。
何を作ってもいいし、作らなくてもいい。気持ちの赴くままに手を動かすのってなんだか楽しそう。
こちらの男の子はナイフに挑戦!
危ないからと遠ざけてしまうのは簡単ですが、正しい使い方を知れば遊びや学び、暮らしの幅がぐんと広がります。
レンタルセットで貸し出していますので、まずは大人も体験してみませんか?
小屋では自分で色をつけた木のブロックを並べている女の子がいました。
1つブロックを手にとっては、やっぱりこっちにしようかと別のものにかえて、やっぱりあっちがいいかなとまた持ちかえて…の繰り返し。
大人からしてみると、どれも一緒でしょ、早くしなさいと思わず言ってしまいそうな場面かもしれません。
しかし子どもには本来持つ「想像力」と「創造力」を存分に発揮できる時間と空間が必要です。床一杯に並べて自分が納得するまで試行錯誤。ゆったりとした時間が流れています。
子どもたちはひろばにある土や草をいろいろなものに見立てて遊んでいます。こちらのお子さんたちはスープにハンバーグにデザートに次から次へと料理を作って振る舞っていました。
ある日、「お姉さん見てください!」声をかけられました。
そこには、morinosでオリジナルペインティングをした服をまとって、満面の笑みを浮かべるご家族が姿がありました。
morinosは、すべての人と森をつなぐ「森の入り口」です。
面白そう!って思ったら、子どもも大人も関係ありません。
まずはやってみる。そんな気持ちを大切しながらお越しください。
夏休みを満喫した方も、そうでない方もmorinosは夏休みが終わっても、火・水以外は開館していますよ~。
報告者:土井 早谷香(どいっひ)NPO法人ホールアース自然学校
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529