『はだしのトレイル』ミニ体験 in 木遊館サマーフェスタ

開催した日:

 『はだしのトレイル』の出前体験として、morinosと「ぎふ木育」を担う施設である「ぎふ木遊館」のサマーフェスタに参加しました。

 はだしのトレイルは屋外での実施であったため、暑いに中を避けて夕方からベランダで実施させて頂きました。

木遊館のベランダの一部に『はだしのトレイル』を設置

木遊館のベランダの一部に『はだしのトレイル』を設置

 

 今回『はだしのトレイル』ミニ体験として体感していただくのは、木材の樹皮無し木肌、スギとヒノキの樹皮付き丸太、スギとヒノキの輪切り円盤、スギの枝、スギとヒノキの樹皮、アラカシを主体とした広葉樹の葉、スラッシュマツの落葉、マツの樹皮、スギの球果、小石、大きな石、丸太ベンチ、割竹です。

大きなコンテナに入れられた素材たち

大きなコンテナに入れられた素材たち

 

 丸太を輪切りした円盤は大きいのがスギ、小さいのはヒノキです。

 手前の緑色の葉は、前日にmorinosで採取したスギの葉です。

輪切り丸太やスギ葉

輪切り丸太やスギ葉

 

 今回は出前出店だったので、morinosにも裸足体験にお越しいただけるよう、簡単な説明をしました。

 岐阜の街中にある木遊館の室内体験とは異なる時間を過ごして頂くためです。

はだしのトレイル紹介

はだしのトレイル紹介

 

 

 今回の目玉は「スギの球果」です。ちくちくして痛いですけど、スギのタネがどのような球果の中に入っているのか、しっかり見たことが無い人も多いはず。

 一般の皆さんに利用していただく前に、スタッフがしっかり事前知識をつけて体験しておく必要があるので、時間のあるスタッフに確認してもらいました。

まずはスタッフ間での確認

まずはスタッフ間での確認

 

 『はだしのトレイル』についてお客様に聞かれたときに、しっかり感想を言えるよう、スタッフも裸足になって体感しました。

 部分的には足つぼマッサージ、部分的には修行でした。

スタッフ自身が歩いてみる

スタッフ自身が歩いてみる

 

 ミニトレイルを歩いて来て、1ヶ所だけ小石エリアを通るか、球果エリアを通るか選択できるようにしてありました。

 小石エリアを通ってきたお子さんたちは、スギの球果が気になるため、そこで立ち止まって遊びはじめました。これもまたいい体験です。

スギの球果で遊ぶお子さんも出現

スギの球果で遊ぶお子さんも出現

 

 お客さんは途切れることなく、次から次へと体験に来てくださいました。

 都市域に住んでおられると、安心してこうした自然物の上を歩く機会も少ないため、予想以上に好評でした。

途切れることなく、多くのお客さんがトレイルを体験

途切れることなく、多くのお客さんがトレイルを体験

 

 少し戸惑い気味のお子さんがいるとスタッフが優しくサポート。

 morinosスタッフの安田さんも、『はだしのトレイル』やmorinosのPRだけでなく、小さなお子さんをうまくエスコートしていました。

morinosスタッフの安田さんがお子さんをエスコート

morinosスタッフの安田さんがお子さんをエスコート

 

 小石エリアとスギ球果エリアを選択できる場所では、多くのお子さんが小石エリアを選択していました。

 樹皮や落ち葉、小石や大きな石、普段はなかなか歩くことの少ない自然物の上を楽しそうに歩いてくださいました。

多くのお子さんは小石エリアを選択

多くのお子さんは小石エリアを選択

 

 樹皮付き丸太の上を平均台の上のように、裸足で上手に歩くお子さんたち。

 こうした体験を小さいうちから積み重ねてくれれば、体幹が相当鍛わるはずです。

樹皮付き丸太の上を上手に歩くお子さん

樹皮付き丸太の上を上手に歩くお子さん

 

 コースの中での最大の難関はやはり「スギ球果」でした。ご家族によっては、お子さんに「お父さん、そこを歩いてみて」とせがまれて、果敢に挑戦してくださった方もいました。

 私も歩きましたが、なかなかの刺激でした。 

最大の難関はやはりスギ球果

最大の難関はやはりスギ球果

 

 スギの球果を挑戦してくださるお子さんや大人もいましたが、写真のお子さんは右足を小石エリア、左足をスギ球果エリアとまたいで歩いて行ってくれました。

 足の裏からの刺激が脳に働きかけてくれるといいなぁ~! と思いながら拝見させてもらいました。

小石とスギ球果と両方をまたいで歩くお子さんも

小石とスギ球果と両方をまたいで歩くお子さんも

 

 この『はだしのトレイル』ミニ体験、木遊館では秋のオータムフェスタや冬のウィンターフェスタでも実施する予定です。

 季節が変われば体験感覚も変わりますし、持参する自然物も多少変化しますので、次回もお楽しみに。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

 

 

 

 

 

 

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