美濃市ひばり園のお子さんたちmorinos満喫!
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本日は美濃市のひばり園のお子さんたちが来てくださいました。美濃市ひばり園は児童発達支援・放課後等デイサービスをされている市立の支援組織です。
まずは森に行こうと、「森の入り口」のコナラにあいさつをして森林を抜けて毛鹿洞に流れる渓流を目指しました。

森の入り口であいさつする子どもたち
挨拶したコナラの下にある切り株には、白っぽいカイガラタケのようなキノコが、 そしてその1つに目玉が付いていました。
ひばり園の子どもたちは「カエルみたいだぁ~!」と喜んでいました。

切り株についたキノコに目玉が
毛鹿洞池にそそぐ渓流は古城山国有林のお陰で、連日の日照りにもかかわらず、冷たい水を流してくれていました。
森林内はmorinos周辺より3℃以上気温が低かったのですが、この渓流沿いは更に2℃以上低く、かつ渓流の水が冷たいので大変涼しく遊ぶことができました。

渓流を歩く子どもたち
国有林はスギとヒノキが主体の森林ですが、いつもは林内を歩いているサワガニの多くがこの渓流に来ていたようで、
大きな個体をいくつも捕まえていました。「サワガニも森の恵みだね」と言いながら、帰る前には多くのサワガニを逃がしてきました。

サワガニを捕まえたお子さん
この渓流にはいくつかの小さな堰堤があります。その堰堤を子どもたちが協力し合あって乗り越えるところが重要なため、全員にチャレンジしてもらいました。そして大きなお子さんが小さなお子さんをサポートしてくれたお陰で、全員が上流に進んでいきました。

自分たちの力で小さな堰堤を乗り越えるお子さんたち
ところどころ堰堤に張り付けてあった石が崩れていました。また石の上には苔が生えてつるつる滑るところもありましたが、みな元気に登って行ってくれました。
「こんなに暑い日なのに、渓流の水が冷たいのは森林のお陰だね」と話しながら、気持ち良い時間を過ごしたのです。

堰堤の石は苔が生えてつるつる滑ります
昼食の後は各々自由時間。
「今日は木工をしたいんだ」と話してくれたお子さんは2時間近く、このトントンカチカチで木工に集中していました。

木工を楽しむお子さん
今日は泥水を入れ替えたので、その水補給も兼ねてドロドロ池を作ってもらいました。
最初は汚れるのをためらっていましたが、5分もしたらみんな泥を満喫していました。

泥水あそびにご執心のお子さんたち
写真奥の2人は昼食後から、ず~っと泥水遊びだけをしていました。
時々、水道のきれいな水を浴びていたものの、泥水との繰り返しで、シャツもズボンも泥染め状態でした。

午後から2時間ほどほぼ泥あそびだけして帰っていったお子さんたち
泥で遊びたいけど、「あの泥水はイヤ!」と言っていたお子さん。
先生と一緒に丸太のシーソーに乗って楽しんでいました。

泥汚れが気になる子は先生とシーソー
午後3時まで遊んだみなさんはジュースを飲んで、一休みしてから帰路につきました。

帰路につくひばり園のお子さんたち
昨年はコロナ禍のため何度も計画しては実現しなかった「ひばり園」のお子さんたちのmorinos訪問。
今日は暑い一日でしたが、森林も渓流も、morinosのひろばも楽しんでもらえて良かったです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。


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