morino de van(森の出番)で多治見市「自然育児 森のわらべ多治見園」にお邪魔しました
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morinosと住友林業との協働プロジェクト「morino de van(森の出番)」は、森林体験プログラムの教材をラッピングしたバンに載せて、各地の小中学校や保育園などに出向いてプログラムを届けます。
今回は多治見市にある「自然育児 森のわらべ多治見園」を訪れました。
ここは多治見市内に拠点を置き、10数年にわたって自然保育の活動実績を持つ、認可外保育施設です。
0-3歳児対象の「親子組」、3-5歳児対象の「ようちえん」、小学生対象の「大地組スクール」があり、今回はようちえん園児18名と、大地組7名の計25名と一緒に、森の素材を使った自由な木工体験と火おこし体験をしたいというご相談を受け、スタッフ3名でお邪魔しました。
会場の多治見市内のキャンプ場は普段から園の活動でも使っており、子どもたちは慣れた様子であちこちで遊びまわっています。最初に使う道具の説明をした後、通称「宝の山」と呼ぶ木片や木の実と、多治見市がタイル生産日本一の町ということもあり、カラフルなタイル材なども使うことにしました。
子どもたちは早速気に入った材料を集めて、思い思いに工作を始めました。
木片や木の実で動物を作る子、本人曰く「F1マシン」と車を作る子、タイルを綺麗に貼り付ける子…。
十人十色でそれぞれがモノづくりに没頭しました。
昼食後は大地組スクールで火おこしに挑戦しました。
マッチは使ったことがあるという子どもは結構いましたが、果たして火を点けられるでしょうか。
最初はみんなで協力して行いましたが、煙は出るものの、なかなか火種ができません。
次にひとりで使う「まいぎり式」火おこし器を使って再度挑戦。スタッフも手伝って今度はようやく火種ができ、火口に火を点けて無事着火することができました。
「疲れた~」「腕が痛い!」と言いながらも、子どもたちはおこした火を使っておやつのマシュマロを焼いて食べました。自分たちで一生懸命点けた火で焼いたマシュマロは、どんな味だったかなぁ。
最後に今日1日の体験で何が印象に残ったか聞いたところ、
「全部!」「火おこし体験!」など、元気な返事が返ってきました。
普段、森の中で過ごすことが多い子どもたちでも、こうした自由なモノづくりや火おこし体験は貴重な体験とのこと。
今度はmorinosに遊びに来てほしいなぁ。
報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース研究所
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529