morino de van(森の出番)で大垣市「宝林保育園」にお邪魔しました

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morinosと住友林業との協働プロジェクト「morino de van(森の出番)」は、森林体験プログラムの教材をラッピングしたバンに載せて、各地の小中学校や保育園などに出向いてプログラムを届けます。

今回は大垣市にある「宝林保育園」を訪れました。
ここは田んぼに囲まれた田園地帯にある園で、園庭に樹木が植えられているものの、森が近くにはありません。今回、年長園児19名と一緒に森の素材を使った自由な木工体験がしたい、というオーダーを受けスタッフ3名でお邪魔しました。

説明を受ける園児たち

最初に園児にどんな素材と道具があるのか、紹介しました。
大半の園児がノコギリやトンカチを使ったことがないとのこと。果たしてうまく使えるでしょうか。

素材を選ぶ園児

輪切りにした枝や板の端材をベースに、木の実やツルを使って思い思いの形にしていきました。
釘を打つのが初めてという子どもは、慣れてくると少しずつ強く打てるようになっていきました。
また、2人で1つの作業台を使ってもらったのですが、自然と2人で協力して作品づくりに取り組むようになり、様々な合作が誕生しました。
釘を打つ園児 クランプを使う園児 2人で協力して作る

一般的な工作体験では「〇〇を作る」として見本が示され、それを基に作ることが多いようです。
今回は様々な素材や道具を示すことで、子どもたちの「やりたい」が徐々に引き出され、釘をたくさん打った子や、板を組み合わせて棚づくりに挑戦した子など、それぞれのやりたいに集中した1時間半でした。
完成した作品 釘を打った作品 完成した作品

それぞれのニーズに合わせて、森林体験を学校や保育園などに出前で届ける「morino de van」。
地元自治体を通じて来年度の募集を始めていますので、興味のある学校・園は確認してくださいね。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース研究所

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