~morinosカフェVol.13in飛騨 松本から見た高山の魅力を実施しました

開催した日:

13回目となるmorinosカフェ、昨年12月に続き飛騨高山の「村半(高山市若者等活動事務所)」で開催しました。
ゲストは、松本大学総合経営学部准教授の中澤朋代さん。岐阜県内外から8名が参加しました。

村半外観

会場の様子

高山市出身で現在松本市に在住の中澤さん。松本大学で学生にエコツーリズムや環境教育を指導する傍ら、松本市と高山市の友好都市提携50周年を機に取り組みが始まった「松本高山Big Bridge構想」にも関わっています。

Big Bridge構想

これは松本と高山を結ぶ国道158号線をメインの横断ルートとし、多彩で上質な体験と滞在ができる魅力ある地域づくりを目指すプロジェクトです。両市を挟む、中部山岳国立公園の南部地域や、松本城・古い町並みなど、自然と歴史資源をどのように磨き上げるかが課題だと中澤さんは言います。また、エコツーリズムより広い概念として、サステイナブルツーリズムも紹介され、持続可能な観光から、持続可能な地域づくりへ広がっているそうです。

高山市と松本市の比較

参加者が食い入るようにみていたのが、中澤さんの独断による高山市と松本市の比較。
人口や世帯数で松本市は高山市の3倍ほどあり、気候は日本海性で多雪地帯の高山市、内陸性で乾燥・寒冷の松本市と違います。一方で、森林面積が大きいこと、言葉で似ているものがある等共通点もあります。

中澤さんからは、高山市の特徴や課題として
・自然資源がとても豊かである。
・高山市は歴史文化による観光ブランドが定着しているが、市街地周辺地域の観光活性が課題。
・ビジターセンター等の拠点施設やソフト整備を充実すれば、もっと魅力が増す。
・労働年齢層の減少による人材不足が起こっており、働き方の工夫で解決できないか。
・持続可能な観光地域づくりの行政の窓口が出来つつある。民間や住民がアイデアを出し合える場が沢山あるとよい。

といった点を指摘していただきました。

中澤さんからの話題提供の後、参加者も交じってざっくばらんにフリートークを行いました。
飛騨地域で地域活動や観光事業に関わっている方や、松本と高山での二拠点生活をしている方もいて、それぞれの立場から高山の魅力や課題を考えました。

フリートークの様子

フリートークで出た話題は、コロナ禍を経てこれからの観光にとどまらず、どのように地域づくりをしていくかという視点。若者の参画をどう増やすか、マスツーリズム依存からインバウンドだけでない、高付加価値提供型ツアーの開発、新たなビジネスモデルの構築…。

課題は山積ですが、飛騨高山というブランド、そして豊かな水とそれを活かした暮らし方、何より温かな人情あふれる人々。参加した皆さんが、少しでも「自分にできること」「これからの希望」をイメージしてもらえたら嬉しいです。

【参加者の声】※アンケートより一部抜粋
・観光、ガイドなどの実務を行なっているので、今回のテーマはとても参考になりました。コロナ禍も終息に向かいつつあるこの時期に、今後の課題について考えることができました。
・中澤先生が言われたように高山らしさを自らどう出していくか、自由にアイデアを議論する場が沢山あると深化し、循環する地域づくりができる感じました。そのためには、担い手となる人材の確保や、予算化も検討することも大切だと考えることができました。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース研究所


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