浄心こどもの城年長さん、秋を満喫!
開催した日:
郡上市白鳥町の『浄心こどもの城』の年長さん30名、園長先生、保育士の先生方5名、合計35名が、終日morinosを満喫してくれました。
今朝はまず、演習林である山に向かいます。目的地は森林文化アカデミー自力建設『四寸傘』です。出発に際して「行くぞぉ~!」と掛け声をかけて森に向かいました。
多くの人が「四寸傘」を目指しますが、今回は珍しく、最も急坂なコースを選んで山を登って行きました。
このコースは大雨の時には歩道面が滝のように水が流れますが、スラッシュマツやヒノキ、ユリノキ(ハンテンボク)、ウダイカンバ、ミズメが植わっている場所です。このコースでフユイチゴの果実を食べたり、松ぼっくりを拾ったりして、四寸傘を目指しました。
お子さんたちは誰一人弱音も言わず、もくもくと四寸傘を目指しました。
斜面があまりにも急なため、上の方では這いつくばって行かないと上に上がれませんが、お互いを気遣いながら一生懸命に目的地に向かいました。
morinosを出発してから30分ほどかけて、ようやく四寸傘に到着しました。
ここでお茶を一口飲んでから、お待ちかねの山での体験時間です。もうみんな一刻も早く体験したくてうずうずしていました。
子どもたちは木に張り巡らされたロープを見て一目散に駆け寄り、遊び始めました。実は10月にも来てくれて遊んだのですが、それがよほど楽しかったようです。
いつもは足を置く場所も手で持つ場所もロープなのですが、今日は足元が木なので安心して渡って行くことができました。これで自信を付けたお子さんは、より難しいロープ渡りにチャレンジしてくれていました。
年長さんだけあって、どのお子さんも登っては降りるを何度も繰り返して、午前中の2時間を満喫していました。
こうした山の遊び場、ありそうでなかなか無いからこそ、森で過ごす貴重な時間なのです。
お昼ごはんのためmorinosに降りてくると、なんと園長さんがインディアン・テント(ティピー)の中で、子どもたち全員分の焼き芋を焼いてくれていました。
焚火の熱で暑い中、園長先生は1時間以上かけて焼き芋を焼いてくださっていたのです。
お昼ご飯を食べた後は、お待ちかねの「お遊び時間」です。泥やドングリでお料理をつくるお子さんや、パンケーキを作っているお子さんなど、思い思いに創作料理を作っていました。
morinos山ではスコップ片手に穴掘り三昧。
一生懸命に穴を掘って、水の通り道をつくってくれていました。
木工作業場では、手鋸で木材を切って、それを釘で打ち付けて「木製ハンマー」を作っていたお子さんがいました。ここでは8人ほどのお子さんが、様々なお土産を作っていました。
さあ、そろそろ白鳥町に帰る時間です。
お子さんたちは元気に挨拶をしてくれて、手を振って浄心バスに乗って帰路に就いたのです。
『浄心こどもの城』のお子さんたち、先生方、本日はありがとう御座いました。またのお越しをスタッフ一同お待ちしています。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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