アカデミー教員プログラム 構造って面白い!morinosカップを実施しました

開催した日:

多彩な専門を持つ森林文化アカデミーの教員をゲストに迎えて実施する教員プログラム。
今回は木造建築の構造を専門とする、小原勝彦教授をゲストに迎え、紙1枚からどれだけ強い柱を作れるかにチャレンジしました。3組8名が参加しました。

最初に参加者同士自己紹介したところ、2組の家族が、子どもの名前と学年、それに母親の名前(いずれもニックネーム)が同じという偶然がわかり、初対面でも何か縁を感じるスタートとなりました。

小原教授

最初に小原さんからmorinosカップの概要と、ルール説明がありました。
morinosカップとは、別名「強い柱選手権」と呼び、以下のルールで行います。
・材料はA4コピー用紙1枚のみを使用する。
・紙の高さがA4用紙の短手方向の長さより低くなってはいけない。
・セロテープは使えるが、紙の接着のみに使用できる。
・1人で何回制作しても良い。

柱づくりに取り組む参加者 重りを載せる子ども 重りを載せる親

最初は戸惑っていた参加者の親子でしたが、それぞれが思い思いに紙を折ったり切ったり、セロテープを貼って柱を作っていきました。こうして作った紙の柱に、木の重りを載せていきます。
柱が潰れたところで試験は終了。何キロまでの重さに耐えたか計測します。

重りを載せる親子 重さに耐えられず崩れた瞬間

最初は木片を1-2個しか載せられなかった柱でしたが、徐々に耐荷重が上がっていき、10個の木片にも耐える柱を作ることができるようになりました。これには参加者はもちろん、小原さんからも驚きの声が上がりました。

小原教授の解説

全員が計測を終了した後、小原さんから今回やった体験の意味について話していただきました。
実際の木造建築では、いろいろな制約(材料・予算・性能・法令等)がありますが、今回の「強い柱選手権」はまさにこの木造建築設計と建設を取り巻く実務の縮図とのこと。

試行錯誤を繰り返した後だけに、大人も子どもも皆、納得した表情で小原さんの話を聞いていました。
まずはやってみる。やりながら考える。
morinosが大切にしている体験からの気づきと学びが、木造建築の構造分野でも十分できたことを実感しました。

表彰状の授与

最後にそれぞれの記録を記した表彰状を、小原さんから1人ずつ手渡してもらい、終了となりました。
子どもも大人も、頭と体をフルに使った楽しいmorinosカップでした。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース研究所

参加者の声※アンケートより一部抜粋
・紙にあんなに重いものを支える力があって驚いた。やり方の工夫次第で、変わるのが面白かった。学校の授業では、時間の制限や材料の制限があり、何度もやらせてもらえることはないように思います。1人で何度も挑戦したり、協力しあったり、とても貴重な時間でした。失敗しても次に活かすという考え方を育んで、これから先の人生を自然とこうした思考で、生き抜いてほしいなと思いました。

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