どろ泥天国『黒野こども園』の年長さんたち

開催した日:

 本日は岐阜市の幼保連携型認定こども園黒野こども園の年長さんが、自由利用でmorinosにきて下さり、1日楽しんでいってくれました。

 黒野こども園は「共振・共鳴・共創できるプレインフルキッズの育成」を理念に掲げ、その一環でmorinosに観光バス2台と自家用車で来てくれました。

到着したばかりの年長さんたち

到着したばかりの年長さんたち

 

 到着してまずは「モリノスひろば」で遊ぶための着替えです。

 今回来てくれたのは子どもたちと、西垣安久園長ほか保育士の先生たち、看護師さん、そして撮影スタッフ3名もいるため、総勢100人近い大所帯です。

 荷物の多くを「森の工房」において、遊びに行くための準備をしました。着替えと言っても、上着を脱げば準備万端です。

ウッドデッキで着替えする子どもたち

ウッドデッキで着替えする子どもたち

 

 水船に入れてある竹の水鉄砲は大人気、この竹水鉄砲はプレーワーカーのサニーが作ってくれたものです。

 水船の上には散水チューブがあり、そこから水道水が噴霧します。

 子どもたちは「ウッドデッキの日陰は涼しい」「石の上は意外にあったかい」「芝生の上は歩きやすい」「水は楽しい」などと話しながら遊んでいました。

雨水ポンプと散水チューブに群がる子どもたち

雨水ポンプと散水チューブに群がる子どもたち

 

 手動ポンプの横には「雨水と遊ぼう」と書いてあります。

 この雨水ポンプは建物の屋根に降り注いだ雨水を、巨大な雨樋を通して地下タンクに溜め、その雨水を手動ポンプで汲み上げるのです。

 子どもたちは地下水なのか、水道水なのか、雨水なのかよく分かっていないようですが、ハンドルを上下すると水が出ることに大喜びしていました。

水ある所に群がる子どもたち

水ある所に群がる子どもたち

 

 サニーが名付けた「人間の池」、これはモリアオガエルなどの「カエルの池」との対比で名付けたものですが、このどろ泥の池が子どもたちには大好評。

 先生たちもためらいなく、子どもたちと一緒に泥遊びをされていました。この周辺でオタマジャクシを観察したり、カエルを捕まえたり、トンボを捕っているお子さんもいました。

人間の池は多くの子どもに大好評

人間の池は多くの子どもに大好評

 

 お子さんたちも、先生たちも泥だらけ。

 普段はできない泥遊びを思う存分した結果、着て来たシャツはドロドロです。

 もちろん先生の背中も泥だらけですが、子どもたちの泥手形が付いていた先生もおられました。

 子どもにしっかり向き合って「泥遊びする先生はえらい」と思わせる瞬間が何度もありました。

 泥団子を作ったり、泥を投げ合ったり、泥水をバケツで撒き散らしたり、とにかく楽しいのです。

お子さんの泥汚れはこんな感じ

お子さんの泥汚れはこんな感じ

保育士の先生も泥だらけ

保育士の先生も泥だらけ

 

 

 大人になった私たちはいつ頃から「泥で汚れるのは汚いこと」と感じるようになったのか。

 morinosで遊ぶ子どもたちは泥が大好き、本当は多くのお子さんが大好きなはずなのに、室内にいたお子さんに何げなく「泥遊びしないの?」と聞くと、「お母さんが汚れるからダメといった」とか、「泥は汚いから」と答えるお子さんもいた。

 これはこれで当然の回答、このお子さんたちの判断も一理あり。

 でもこの写真の先生、子どもたちに寄り添って、顔に泥まで塗って遊んでくれています。

顔に度を塗ってお子さんと遊ぶ保育士の先生

顔に度を塗ってお子さんと遊ぶ保育士の先生

 

 先週購入して来たコンクリートパネルを滑り台にして、滑走面に細かい粘土を塗り付けて滑ります。細かいシルト質の粒子が滑走スピードを加速させます。

ドロドロ滑り台で池に入る

ドロドロ滑り台で池に入る

 

  朝からたくさん遊んで、着替えを済ませ、少し遅めのお昼ご飯をゆっくり食べました。

 子どもたちが少し落ち着いてから、岐阜市の子ども園に帰る準備です。

 バスに乗るためしっかりマスクをして、各クラスごとに駐車場に向かって歩きながら、「morinos最高」と声を掛けてくれました。

morinosの建物南側から帰路につく子どもたち

morinosの建物南側から帰路につく子どもたち

手を振ってバスに向かうお子さんたち

手を振ってバスに向かうお子さんたち

 本日は園長先生、保育士さん、看護師さん、カメラマンの皆さん、大変ご苦労様でした。

 お子さんたちにはきっと良い思い出になったと思います。是非またお越しください。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

 

 

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