「森のだんごむし」子どもたちとお母さんたちが卒園しました!

開催した日:

たったの4組の親子で活動した今年の「森のだんごむし」

自主保育なので毎年カラーやスタイルが違いますが、今年は今年で
ムチャクチャ「味のある」1年間でした。


卒園前にお母さんたんたちとこの1年間について話してた際、
「そういえば、今年は1組も途中でやめることがなかったね」
というコメントがググッと印象的でした。

そうなんです。「森のだんごむし」は、「完全な自主保育」。

代表となる中心人物がいて、その人の理念に沿って保護者が
お手伝いのように参加するような、よくある自主保育ではなく、
「どうしていきたいか」「何を大切にしたいか」など全てを
保護者が話し合い、子どもたちが育つ環境を維持していく
おそらく日本でもかなりレアで、野蛮で、めんどくさい活動
なんです。だから「森のだんごむし」は、決してキラキラ
なんてしてません(笑)。

誰も指示してくれないし、リードしてくれないので
互いにじっくりと話し合い、異なる意見や考え方を認め合い
伝え合い、誤解をほどきあい、まあなんとまあめんどうで
不器用で、進展が遅いこと。。でもそれが多分めちゃくちゃ
大事なことなんでしょうね。今の人たちは、全てそれを避けて
他人も自分も傷つけないよう、生きているような気がします。

つまり「めんどくさいコミュニケーション」を避ける
傾向がありますし、そんなことしなくても生きていけるくらい
便利な社会になってます。いくらでもチョイスや逃げ場があります。

なのに今年のだんごむしは、誰もそこから逃げ出さず(笑)、あきらめず、
ただでさえ忙しい子育ての日々の中、互いの家に子どもたちが泊まりあい、
他人の子育てや考えにも、いいい意味で口を出したり、相談したり
そして、決して無理をせず、背伸びせず、等身大の活動を
着実に展開していました。そしてお母さん自身もそれぞれの楽しみ
を見つけていたようです。お母さんが成長しています。確実に。。
すごいことを成し遂げた人たちだなぁとリスペクトしてしまいます。

自分の子どもの環境づくりですからお母さんたちも真剣です。
そしてその環境づくりで一番身近なのが自分たち大人たち。
その大人たちが互いに良い状態でないと、子どもたちにすぐ影響しちゃいます。
だからじぶんたちも幸せでいないとね。

どんな育児の本なんかよりも、目の前で起きているこどもたちを見ながら、
そして大人たちも見ながら、その今ここを観察してとらえ、そして考え、
試しながら、少しずつ、少しずつ、でも着実な力をつけながら、
互いに助け合いながら成長していきます。お母さんが。
だから、どんな子育ての専門家や大学の先生とかが言うことよりも
よっぽどすごいことを言うし、考えてるし、見ているような気がします。
というか母親でしか見えないものが見えていると思います。

その地道な力が、大きな大きな家族のようになって、
みんなで子どもたちを真ん中に置いて育てていく、理想的な社会
が出来上がっていくんでしょうね。そしてみんなの宝ものになるんでしょうね。

これって、森のだんごむしの小さな枠ではなく、社会全体がそうあったら
なんと素敵なことだろう?って思ってしまします。

もしかしたら森のだんごむしから「めんどくさい」が社会にどんどん
広がっていくと良いのかもしれないですね。

あらら、報告がなぜか子どもたちのことを書くどころか、お母さんたちのことで
終わってしまいそうです。はい、おかげさまで子どもたちはそんなお母さんたちに
囲まれて、しっかりと自分が持っている力を発揮しながら、3年間過ごして大きくなりました。
楽しい時間をありがとう。そして卒園おめでとう!子どもたち、そしてお母さん!
そして暖かく支えてくれた”とっさん(加納吉廣さん)”はじめ皆さん、ありがとう〜!

なんちゃって先生 萩原ナバ裕作

 

 


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