morinosでは建物広場だけでなく、岐阜県立森林文化アカデミーの演習林でも、ご家族ごとに楽しい森林体験ができます。

　今日は関市から来たグループの人たちが、今の季節ならではの葉っぱのお面をつけて演習林から帰ってきました。

葉っぱのお面を付けて山から帰って来た

　午前中から演習林にある自力建設 四寸傘で遊び、お昼ご飯を食べて下山してきたのです。

　この関市からのグループは総勢10人でしたが、その多くがホオノキの葉を主体に、羊歯のウラジロで飾ってmorinosに帰ってきました。今の季節ならではのお面です。

　こうして葉を遊びに使う中で、植物の名を学び、葉の臭いを嗅ぎ、その使い方を覚える。

　習うのではなく、自分で発見するんです。価値がある体験だと思います。

ホオノキの葉のお面

　東濃方面から来た家族はドラム缶風呂に入りたいと、ドラム缶を洗って、レンガを積んで火を焚いてお湯を沸かしていました。このご家族は子どもだけでなく、お母さんも入って記念撮影していました。

　このお子さんは最初は火錐で着火しようと頑張っていましたし、何と言っても「このお湯沸かすのに一時間焚くんだよ」と時間の把握もできていました。生きる力って、そうした体験から生まれますよね。

　今日は曇天でしたが、結構蒸し暑く、子どもたちはmorinos山にホースで水を送ってダムをつくり、それを決壊させて楽しんでいました。水がどのように流れるのか、斜面のどこが削られて流れるのか、観察している子どもたちは遊んでいるようで、意外に多くを学んでいるのです。

モリノス山でダムづくり

　残念なことに、コロナ禍第4波の猛威に対する対策から、morinosでの活動も今まで以上に注意しなければならないのですが、明るい未来のためにみんなで頑張りましょう。早く楽しい時間が再現できること、願っています。

　以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。