森のようちえん「森のだんごむし」はじまったよ〜!

開催した日:

はじまりはじまり。今年もはじまりました。

オオルリがさえずる森の中、今年も野外自主保育「森のだんごむし」がはじまりました。
2008年4月に3組の親子がはじめた、小さな小さな森のようちえん。
今年はその当時を彷彿させるかのように、たったの4組でスタートです。

全国に広がる森のようちえん。その形態はいろいろです。
森のだんごむしはその中でもレアなグループ。

森のようちえんという子育て的な枠というよりは
「家族」とか「暮らし」
という言葉が、ぴったりです。

スタッフは不在、保護者のお母さんたちだけで子どもたちを預かり合い
子どもたちと一緒に森の中で成長し合います。

メンバーが4組ともなると、大きな家族そのもの。

暮らしの傍らに子どもがいて、遊んでたり、一緒に活動したりしているそんな様子。
お兄ちゃんお姉ちゃんも時折混ざって、子どもたちの面倒をしっかり見てくれています。

だから「森のようちえんの活動をしなきゃ」とか「こうでなきゃ」みたいなのがあまり
感じられず、なんだか肩の力が抜けていていい感じです。

入園式の今日は、毎年恒例の山神様へのご挨拶の日。
例年は自分たちで育てた餅米で餅つきをしてお供えに行くのですが、
コロナのこともあり、これまた小さく小さく、白玉粉で3色団子をつくってお供えにいきました。

みんなで春のヨモギを摘んで、白玉に混ぜると綺麗な緑に!赤は「赤い麹」なるものを混ぜたら
綺麗なピンクになりました。どれもこれも自然の中からいただいた色。とっても綺麗です。

草花で綺麗に飾ったお供えを持って、早速みんなで山の神様のところへ。
道すがら、春の息吹をあちこちで感じながら、のんびりと向かいました。

山の神様では、「クククク」となく沢のカエルをBGMに
新入生の紹介と、今年1年みんなを見守ってくれるようお願いしました。

その後はいつもの四寸傘でのんびり過ごしてあっという間に帰りの時間。
焚き火の周りでお茶をしながら お母さんたちもおしゃべりしながらリラックス。
これが 何よりも大事。

思えば今年で14年目。この森から巣立っていった子どもたちの顔を思い浮かべながら
目の前の森で自由奔放に走りまわる子供達の姿を眺めていました。

山の神様、森の神様、今年もよろしくお願いします! 

 そして いつも いつも ありがとう 

 

 

なんちゃって先生 & 森のだんごむし言い出しっぺ

萩原ナバ裕作

 

 

 

 

 

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