プレーワーカーのためのロープワーク研修
開催した日:
みなさん、JIRIです。本日はプレーワーカーのためのロープワーク研修を実施しました。
ロープワーク研修会場看板
最初にロープの結びはKnot(ノット)とHitch(ヒッチ)、Bend(ベント)があり、それぞれ何を意味するのか?
またロープを結べば、その結び目でロープ強度が下がる。例えばオーバーハンド・ノットでは約20%の強度低下が起きることなどを説明しました。
三つ撚りのロープの末端処理を学びました。一つはCrown Knot & Back Splice(クラウンノット & バックスプライス)で、もう一つがEye Splice(アイ・スプライス)です。
クラウンノットはエンドノットと言って、末端処理のための結びですが、続けてスプライス(編み込み)します。
三つ撚りロープの一端はクラウンノット&バックスプライスで、もう一端はアイ・スプライスし仕上げました。
出来不出来はありますが、全員がそれなりの出来ばえになりました。
続いて、18種類のロープワークを学びました。
まずはBowline Knot(ボウライン:もやい結び)です。しっかり末端処理いて抜け止めしなければ危険です。基本的な形やドレスアップについてしっかり学びました。
次に発展形の「ランニング・ボウライン(罠もやい結び」につなげようとすると、全員が全くできない。少し変更されたことで、頭の中が混乱してしまいました。
Clove Hitch(クローブ・ヒッチ:巻き結び)やTautline Hitch(トートライン・ヒッチ:自在結び)椅子の脚を使ったり、机の脚を使って実習しました。3重のクローブ・ヒッチはどう作るのか。トートライン・ヒッチをより有効にするにはどうすべきか。ダブルフィッシャーマンズ・ノットは、スクエア・ノット、プルージックはどうするのかなど、午後になっても悪戦苦闘が続きます。
Girth Hitch(ガースヒッチ:ひばり結び)やSheet Bend(シートベント:一重つぎ)、Butterfly Knot(バタフライノット:中間者結び)はどうつくるのか。基本の作り方以外の作り方も伝授しました。
終盤ではトラック荷台を縛ったり、ロープ張りで有効なTrucker’s Hitch(トラッカーズ・ヒッチ:ワゴン・ヒッチ、南京結び)の2種類の作り方、他にもブランコ作成で有効なあぶみ縛り、ロープ収納のためのChain Knot(チェーン・ノット:鎖結び)や海老結び、棒結びなども学びました。
あぶみ縛りはプレーパークでのブランコづくりで重要な結びです。写真の3人はそれぞれブランコを作って大満足でした。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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