morinos出前講座『東濃特別支援学校』の森でプレーパーク
開催した日:
本年度3回目となる『東濃特別支援学校』に設定されている「TONO プレーパーク」でのmorinos出前講座
今回はナバさんとクリエーター科2年生森林環境教育専攻の慧ちゃん、英里ちゃん、そしてJIRIの4人がmorinosから出掛け、映像撮影のチャルさんも合流して、森林内での活動を行いました。
最初に学校に入り、東濃特別支援校の校長先生に挨拶して、隣接するフィールドに向かいました。
5か月ぶりの訪問でしたが、玄関先の焼き物作品が新しくなっていました。この焼き物は生徒さんがグラウンドで薪で焼き上げた作品です。
先に森に来ていた私たちは、生徒が来る前に立ち枯れたアカマツを伐採するなど森林整備を進めていました。ナバさんとJIRIが伐採に夢中になっていると、生徒さんから声がかかりました。
そこで森林整備をやめて生徒さんたちと合流し活動する前に、みんなで東濃特別支援学校の「校歌」を歌いました。
歌が終わってから、全員で森林内を散策することから始めました。すると小川のそばに、枯れたアカマツがあって危険です。みんなで力を合わせて2人挽き鋸で伐採し、ロープを使って伐採木を安全な位置まで移動させました。この作業だけで30分近くかかってしまいました。
除伐した不要なヒサカキやソヨゴを利用寸法に伐って、それを「削り馬」で削ります。
このグリーンウッドワーク、毎回大人気で、今日も順番待ちでした。最初は操作方法が分からないので、慧ちゃんとJIRIがサポートで入りました。
フィールド内では英里ちゃんが生徒と一緒にロープを張り巡らして、即席のスラックラインのような遊び場を作成しました。
このロープも毎回大人気です。これで遊ぶとバランス感覚が養えるだけでなく、スリルがあって最高だそうです。
英里ちゃんは単なるロープ張りだけではなく、落ちていた小枝も使って「素敵なブランコ」をつくってくれました。今日は女子生徒にこのブランコが大人気!
いろんな場所でブランコをつくって来ましたが、どこでもブランコは女子に人気です。
東濃特別支援学校で1番の木登り名人の彼。
いつも元気に木に登って、みんなを「あっ!」と言わせる運動神経抜群の彼が、『ツリーハウスをつくりたい!』と言うので、ナバ先生がみっちり直接指導していました。
彼は今日は1間以上、この木に向かって枝を固定していました。
3本の立木と枝の3ヶ所に枝を縛り付けて、三角形の座面をつくりました。
ここまでが第1段階で、その後にこの上にもう1ヶ所三角形の座面を作る途中で、本日の活動は終了となりました。そこで教室に帰ってから、ナバ先生に今後のツリーハウスづくりについて質問をしていました。
昼食を終えてから、教室で代表の2人が前に出て、今年度3回活動を一緒にできたことに対して「お礼」を言ってくださいました。
今年度はコロナ禍の中、3回の活動でしたが、東濃特別支援学校に来るたびに少しずつ森林整備が進んでいることに感動を受けました。
一心不乱に森での活動に打ち込む彼らを見ると、「私たち自身が元気になれる」と感じるいい時間を過ごすことができました。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
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