日没直後の不思議な世界『ナイトハイク』をまたまた実施しました

開催した日:

クリスマス明けの12月26日(土)の夕方、前回(12月5日)に続き、6名の参加者と共にナイトハイクを実施しました。
(うち2名は前回からのリピーターでした)
ナイトハイクは、日没直後の1時間ほどの明るさの変化を体感しつつ、自らの身体に起こる変化にも目を向けるという試みです。
普段歩くことにない夜の森。いったいどんな感じなのでしょうか。

今回も参加者にヘッドライトと提灯を渡して、いざ出発!
意外と明るいロウソクだけの提灯に、皆さんビックリ。
ナイトハイク(提灯)

途中、一人で提灯の灯りだけで山道を歩くのは、心細かったと思いますが、皆さん勇気を出して?無事に四寸傘(あずまや)に到着。
月明かりの下、今度はしばらくソロの時間を過ごしていただきました。

ナイトハイク(ソロ)
実際はもっと暗かったのですが、時折雲間から差し込む月明かりが意外に明るく感じられました。

ナイトハイク(月明かり)

後半は月明かりを頼りに、林道を灯りなしで歩いて帰ってきました。
最後に、人間界に戻れるかどうかのテスト、ということで色当てゲームを行いました。
赤や緑、青といった暗い色は判別がしづらく、半数以上が外れてしまいました。

スタート時は雲が結構出ていたのですが、1時間ちょっとですっかり晴れ、星も綺麗に見えていました。
あっという間の1時間半、皆さん、それぞれに体の感覚の変化を感じ、夜の森にどっぷり浸っていただきました。

今回2回の試行で、演習林を活用したナイトハイクの可能性と手ごたえを感じることができました。
今後も季節を変えて、定期的に行っていきますので、是非ご参加ください。

 

【参加者の声】
・2回目の参加でした。同じコース、内容でも天候で全く違う感覚がありました。
 葉が落ちていたのと月夜で前回よりも明るく、また森の匂いが強く感じられました。
 毎回違う発見があって楽しいですね。(50代女性)

・先頭を1人で歩くのは怖いな、やだなぁと思って歩き始め、提灯の位置と目が慣れるに従っての心の変化がとても面白く、1人で四寸の椅子に座ってだとかの満足感といったらなかった。
 葉っぱの上に横になってると、自然の一部なんだなと感じてこのまま土になってもいいかな、なんて思ったり、満ち足りた時間を持てました。(50代女性)

 

報告者:大武圭介(NPO法人ホールアース研究所)

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