美濃小4年生、モリノスを満喫!
開催した日:
本日はmorinos のすぐ近くの美濃小学校から、4年生のみなさんが校外実習に来てくれました。
最初に、スージーから今日の学び方について、子どもたちに質問。そして「3×3ビンゴ」の説明を受け、スージー、まいまい、JIRIの3人と演習林散策に出掛けました。
山に登り始めてすぐに、ササとドングリの帽子の2種類で音鳴らしに挑戦。ササの葉ではうまくならうまく鳴らせた人も続出、でもドングリの帽子は少し難しいようです。
森の中では最初に大きなホオノキの葉を拾い、続いて大きな松ぼっくりを拾いました。このマツは葉っぱが3本のスラッシュマツ、おおきな松ぼっくりをリスやネズミがかじった「エビフライ」も見て楽しみました。
松ぼっくりを拾って、マツについてみんなで調べる
見晴らし岩を目指し、山の神のある場所を過ぎて登っていく途中、ホオノキの葉でお面を作って楽しんでいる子を発見。「前が見えないのでは?」と心配しましたが、スイスイと山を登って来たので記念撮影させてもらいました。
見晴らし岩へはあと少し、最後の階段を上って、美濃市を一望できる見晴らし岩を目指しました。みんな急坂も疲れることなく、意気揚々と登ってくれました。ここに来る間にも、オオタカが狩ったハトの骨を観察したり、冬イチゴの果実を食べたり、赤い実を付けたツルアリドオシを観察したり、オオシラガゴケなどの苔のふわふわを触ったりして楽しみました。
見晴らし岩からの下山の途中、「3×3ビンゴ」の項目の一つ「💛ハート形のもの」にピッタリなものを見つけた子がいました。
これはコシダというシダが枯れて、奇跡的に可愛いハート形になったものです。
morinos に戻って、午前のしめくくりです。 「3×3ビンゴ」の9項目はどれか、などを各班でもう一度確認してから、クラスごとに各班の一品を比較しあって、お互いを称えあいました。
さぁお待ちかねのお昼ご飯、今日は天気もいいので全員でウッドデッキに出てお弁当を食べたら、morinos ひろばで遊びました。木工に取り組む子たちや、スコップで穴を掘る子たち、ドロドロの水たまりで泥んこになる子など様々です。
まいまいと一部の子が、コルゲート排水管に乗ってバランスをとって遊んでいました。
さて、13:00過ぎから再び、演習林の四寸傘を目指して山に登りました。四寸傘ヘは「イノシシコース」を使って、足を滑らせながら登っていきました。
四寸傘周辺では、陣地づくり、焚火、ロープ遊び、穴掘りなど、各自がやりたいことをやって遊びました。
焚火は、スージーが見守る中、子どもたちだけで火をつけて焚火にできるまで、協力して頑張りました。焚火チームは全員が一回は失敗し、再度作戦会議をして、どうしたら焚火にできるのかを考えました。松ぼっくりは火が付くといい感じで燃えてくれます。
遊びはすべて子ども任せ、板を見つけた子は、先生を誘って丸太に板を載せてシーソーして楽しんでいました。子どもたちが自分の発想で遊びを考えるのです。
ロープで作ったハンモックに、先生も乗って一休み!
手で張ったロープですが、結構安定して乗ることができます。
他の子も先生見てハンモックに挑戦、お友達が別のブランコを作っているのを眺めながら、少し休んでいました。森で過ごせる時間、子どもたちにとっても重要な気がします。
別のロープハンモックでも楽しんでくれていました。周囲のコナラやヤマボウシが紅葉し始めていたので、「綺麗だし、気持ちいい」と言いながら、ハンモックを満喫していたのです。
こちらは4人で、ハンモックに乗って樹上の松ぼっくり探しをしている子どもたちです。
この山で14:40まで過ごして、お名残り惜しい四寸傘を後に、子どもたちは下山したのです。
今回は見晴らし岩から美濃小学校に電話して、美濃小学校の校庭に校長先生や教頭先生にも出てきてもらって手を振ってもらうなど、学校全体で楽しい体験をサポートしてくださいました。ありがとう御座いました。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
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