本日のmorinosは天気も良く、約100人のみなさんがお越しくださりました。

　そんなお客さまの一人に、女優で「ぎふ木遊館」の名誉館長である竹下景子さんが訪問されました。竹下さんは長沼副学長さんのエスコートで、森林文化アカデミーについて様々見学され、特に木工専攻の作品や木造建築専攻の自力建設には興味を示されました。

　木工では久津輪先生が作成されたゴッホの椅子や和傘チェアなど、グリーンウッドワーク、郡上木履、美濃加茂市のアベマキの学校机プロジェクト、エゴノキプロジェクトにも様々質問され、時間が足らない状況が続きました。

　演習林では100年を超えるヒノキ林を堪能され、森林文化アカデミーの教職員や学生が「入山式」を執り行う磐座のある「山の神」に参られました。ここにはシラガゴケやツルアリドオシが生えており、写真を撮影されたり、谷を渡る心地よい風、渓流のせせらぎを感じておられました。

　竹下さんは、「山の神」のヒノキとスギの間に立たれて、長沼副学長とともに「入山のあいさつ」をされたのです。

　演習林から下山後に、morinosの活動風景をご覧になり、木工をし、山で穴を掘り、水で遊ぶ、そんな子供たちの姿を見て、「私も薪を焚きたい」と仰いました。　morinosの多様なプログラムにもいたく感心されました。

　morinosの100年ヒノキ丸太W柱（V柱）や挾土秀平さんによる「十二単の壁」のヒノキ樹皮壁にも大変興味を示されました。

　さて、その後、竹下さんは「ぎふ木遊館」で、倉本聰さんや涌井史郎学長、古田岐阜県知事との対談に向かわれたのです。

　以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。