昨日のmorinosでは、３つの会議と遊びに来ていた親子らが重なり合って
にぎやかで、つながりあって、とてもよい雰囲気でした。

morinosの建物内にあるフリースペースは、開館中ならいつでもだれでも使える空間です。
机も椅子もあるし、WIFIも、冷暖房も、自分で目の前の畑からミントを摘んで飲める
ミントティーもあります。もちろん全て無料で使えます。

でもこの空間、実は予約ができません。だから誰がいて何が起きているかは来てからのお楽しみ。

誰でも来られる、偶然人と人が混ざり合える「まざり場」なんです。

ちょっと不便かもしれないけど、お互いが気づかいながら、つながりながら
快適な空間をともに作っていく。。そんな空間にしたいと思っています。

まるで森の中の泉のような場所。

完全予約制、個室制で、予約して金さえ払えば好き放題できるなんて空間とは正反対です。

「会議と会議が混ざり合う」とか「スーツ姿の人とお母さんと学生が混ざり合う」とか
「森の人と町の人が混ざり合う」とか

「あらま久しぶり！」とか「おお、面白そうなことやってますね」とか
「今度一緒に何かやりませんか？」とか「うわ〜、そんな世界があるんだ」とか

そんなことが生まれる「まざり場」にしていきたいと思います。

私たちは今まで「効率化」という名のもとに、人々を分け、いくつもの壁を作り続けて来ました。
しかし効率と引き換えに、数々の社会問題を生み出してしまいました。

もう一度
かつて森の中で群れで暮らしていた頃のような
人間らしい、壁のない、長屋のような「面倒臭くて人臭い」関係性を
morinosから発信していけたらと思います。

いつしか、国会議事堂もそんな空間になったらいいですね。
目の前に遊び場や畑やカフェがあって
子どもたちが遊びまわり、若者が語りあってたりして。。。

そすれば、もっと国民に寄り添った決断が下されるような場所になっていくのかもしれませんね。

なんちゃって先生　萩原ナバ裕作