美濃市公民館主催『夏休み子ども研修』でプレーパーク
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今日から8月、本日は美濃市公民館主催の『夏休み子ども研修』として、morinosでプレーパークを楽しんでもらいました。
最初にmorinos南側の軒下で、美濃市の岡田公民館長から、本日の活動についてお話を聞きました。
本日は人数限定のプレーパークですが、子どもたちは大はしゃぎ!
全員がコロナ対策の紙に項目記入し、体温測定して、それからGO!
やはり、「雨水ポンプ」はいつも大人気です。子供たちはかわるがわるポンプアップした水に触っていました。
この「雨水ポンプ」はmorinos事務所と森の情報センターに降る雨の一部を地下タンクにため込んで、それを汲み上げる仕組みになっています。
水遊びが大好きな子どもたち、晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、morinos広場での一番人気です。
次に、スコップやツルハシを持ち出して、そこかしこを掘りまくる。
この意味も無いような穴掘りも、子どもたちに大人気。自分も子どものころにはそうでしたが、子どもは、「ただ単に穴を掘っても楽しい」のです。そこに意味はなくてもいいのです。
多分、彼らの経験にこそ、意味があるのです。
みんなで、morinos山に登ります。
自分の意志で仲間と一緒に探検です。何の意味も無いような行動の中から、自分が興味を持った項目を楽しめばいいのです。
普段、おうちや学校でできない体験をしてくれれば、それが一番なのです。
子どもの興味は次から次へと変わっていきます。空き地にある水たまりには、オタマジャクシが何匹も泳いでいました。子どもたちはそのオタマジャクシを手で捕まえていました。
ナバさんがmorinos広場に設置した熱中症対策の散水ミストチューブです。
下の写真をよく見てください。ミストの下に「虹」見えます。この少年は虹に向かって走っていきました。
morinos事務所ではウォーリーが『いきものさがしラリー』をやっていました。建物の各所に動物のフィギュアが隠れているので、子どもだけでなく、大人も一生懸命探していました。
今日はペンキ屋さんも出現!
この子はローラーで青色やピンクのペンキを塗ってくれました。もちろん服にもペンキが付きましたが、それよりもいい思い出を作ってくれました。
木工工作も大人気です。
これなら公民館事業関係者もお手伝いができるとして、子どもたちのサポートをしていました。
子どもが作りたいものを、子どもの価値観でつくる。それが重要なのです。
大人のサポートは、多くが「木材を抑える役目」です。
下の写真では市役所の早戸さんが、一枚の板が動かないように上にのって、重しの役割をされていました。
途中から「山に行きたい」という子どもたちと、演習林い向かいました。
目指すは森林文化アカデミー自力建設「四寸傘」です。
最初に森の入り口で「森の神様、おじゃまします!」と言って、昆虫を探しながら登っていきました。
四寸傘に到着する前に、ノコギリクワガタのオスとメス、3匹をゲット! ほかにヤスデやキマワリ、セミの抜け殻などなど、たくさん見つけました。
四寸傘に到着すると、まず最初にブランコや屋根のぼり、続いてここでもどう言う訳か、穴掘りが人気です。
ナバさんが声をかけて、焚火台の上に薪を置き、「マッチによる火付け大会」はじまり、はじまり
しかし子どもたちの多くはマッチ初体験、どのようにマッチを擦って、どのように薪に近づけるのかも、まったく知りません。貴重な体験をした後は、「花火の木」を探します。
周辺にある植物によっては、焚火に入れるとパチパチと音を出します。具体的にはアオキやソヨゴ、サカキ、ヒノキは面白いほど音が出るのです。
一部の子どもたちは樹間に張られたロープに登って得意げなポーズ!
ドイツでも同じような光景を見てきた私は「どこの国でも同じだな」と感じながら、子どもたちに気分を尋ねました。
今回は美濃市公民館も初めての試み。年に3回ほどの活動の一回をmorinosで過ごしてくれたのですが、もしもニーズがあればまた来られる予定です。
こうした森での活動、多くの皆様のお越しをお待ちしております。もしも興味を持ってくださったなら、morinosのホームページのインフォメーションから連絡ください。
それとコロナに負けず、万全の対策でコロナに打ち勝って、以前のように仲間と楽しい時間を過ごしましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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