morinos出前講座&キックオフ前打ち合わせ(山県市)

開催した日:

morinos出前講座&キックオフ前の打ち合わせとして山県市伊自良保育園に行ってきました。

ワクワクの種を植えられるかな?そんな時間でした

今回は、山県市役所さんから保育園を中心とした自然体験活動に協力を求められ、実りある活動、自立的で継続的な取組みになるようにと、キックオフの手前の視察を兼ねた出前講座&打ち合わせです。
何はともあれまず現場!保育園での普段の野外の活動であるお散歩を見せてもらいました。
さっきまでの雨もすっかりあがり、散歩開始。保育園の隣の川べりを散歩するのがいつものコースだそうです。

ここ数日の雨で、普段は水が全くない川に水が流れています。こんな事は年に一回あるかないかとのこと。
早速川に入り子どもたちを誘うナバさん。最初はおっかなびっくりだった子どもたちもナバさんとの水のかけ合いにだんだんエンジンがかかってきます。こんな時、流れの下流側を陣取り、安全確保してからの盛り上げ方はさすがナバさんです。

まず大人が楽しそう、って大事な事だと感じます。

移動中は大きな水たまりでバジャーン!なばさんのそそのかしで子どもたちの目がキラリと光ります。

これやっていいの?って。いいんだよ〜、いやがる人がいなければね〜。

このあと、子どもたちは水の動きのもっと少ない場所でもっと激しく水に浸かりました。

いつも水がない場所に水が流れた日に不思議なおじさんがやってきて一緒に遊ぶ、子どもたちにとっては不思議な日だっただろうなー。
この後、縁に戻って、山県市公立保育園7園の園長先生、山県市役所さんと打ち合わせ。


山県市では、ここ数年、木育として保育園での自然体験活動を行ってきたけど、バスを使って市の施設に行ってのイベント的な活動であったとのこと。
園長先生からは、
・自然体験は大事だと思うけど、安全を考慮すると踏み込めない。
・安全に配慮することが保育園の責任だと考えている
・ちょっとしたケガをする、というような経験がその子のプラスになる、とは思えない。
・20年前、30年前は野山や川で遊ばせていたが。。。
という声がありました。
ナバさんからは
・子どもが自分の思いで動き、体験することは子どもの未来を作ることで、大人が取り上げてはいけない。
・ちょっとしたケガをしたり、冒険をするという体験は、子どもの成長にとって何より大切。
・バスに乗って体験しに行く、というイベント的活動ではなく、体験や冒険を日常に落とし込むことが重要。
などの話があり、関市公立保育園での取り組みの様子を動画で説明すると、徐々にイメージが湧いてきた様子。
先生方も子どもの時は山や川で遊んでたんですよね。

今後、保育園でどんな取組みをしていきたいか、真剣に検討してもらえそうな気がします。
ワクワクの種が植わったかな?そんな瞬間に立ち会えました

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morinosは施設としてのオープンは7/22ですが、各市町村や学校、保育園などの自然活動や森林体験などの活動支援や出前講座は昨年度から行っています。
morinosのHPが7/1公開されました‼️
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