百年公園の森でサンタクロース作りました おとなと子どもの里山ナイフ教室
開催した日:
11月29日(土)に、岐阜県百年公園の森でサンタクロース作りを行いました。

この日の里山ナイフ教室の会場は久しぶりに森の中。
あたり一面の落ち葉の中で、サンタクロース作りを行いました。
今年は夏の暑さを避けるためであったり、古民家での開催であったりで、屋内開催が続いていたのですが、やっぱり森の中の活動はよいですね。
足元が不安定だったり、雲で日が陰ると急に寒くなったりもするのですが、これが自然だよねというのが感じられて、ちょっとの不便も自分が自然の中にいる実感を与えてくれます。

この日の百年公園の森は、紅葉ももう終わりがけ。
最後まで葉っぱを残していたタカノツメがきれいに黄色く紅葉して、とてもきれいな景色を作っていました。
プログラムの冒頭、岐阜県博物館の学芸員さんから、会場の森に隣接する古民家(旧宮川家主屋)についての解説をしてもらいました。
いつもは古民家の中でおこなうのですが、今回は外から建物を見ながらの解説だったので、これまで聞いたことの無かった、移築前の徳山村の民家特有の特徴についても学ぶことができました。

古民家や徳山村の暮らしについて教えてもらった後は、古民家前の森の笹刈りと除間伐をみんなで協力しながら行いました。
この作業で伐った木が、サンタクロース作りの材料になります。


サンタクロースの作り方を教えてもらった後は、それぞれに森の中に自分の場所を決めて、ナイフワークでの作業が始まりました。
太い枝を選んだ子は少し大変そうでしたが、力を入れて削る方法を教えてもらったりしながら、思い思いのすてきなサンタクロースを木の枝から削り出していきました。



ナイフワークで形ができたサンタクロースに、用意してきたミルクペイントを塗って乾かしたら・・里山の木を削って作ったサンタクロースの完成です!


参加者の皆さんからは、秋の森の紅葉と落ち葉が積もった雰囲気がとても気持ちよかった、伐採が思ったよりも太い木を切ったので驚いた、木を切った後に森に光が差し込むようになって、作業によって森の姿が変わったことを実感できた、素敵な作品ができて満足です!などなど、、気持ちの伝わるコメントを頂きました。


今年のおとなと子どもの里山ナイフ教室は今回が最後になりますが、また1月より、少し趣向を変えたナイフプログラムを計画しています。そちらはリピーター向けのプログラムになりますが、焚き火を囲みながらのナイフワークを予定しています。たくさんのご参加をお待ちしています。

古民家と森をバックに、久しぶりの山の中でのナイフ教室
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529



