美濃市公民館事業で「夏休みの思い出づくり」

開催した日:

美濃小学校に通う児童から参加者を募集した、美濃市公民館が主催の「夏休みの思い出づくり事業」。暑い夏を楽しく過ごそう!と沢に遊びに行ってきました。

最近、自然の中で遊んだ経験が少ない子どもが増えてきている中、森の中や山の沢で自由に遊ぶ体験を提供することで夏休みの思い出を作ってもらおうという企画です。

打ち合わせの際、雨天時の対応について相談したところ、「最近雨に打たれて遊ぶ経験がない子がいるので、沢で濡れる前提だし、雨でも実施してはどうだろう」と、雨天決行することに決定。
実施当日は明け方4時頃から土砂降りの雨が続き、雷注意報も発令・・・。
天気予報では開始時刻である9時には雨が止む予報になっていたので、小ぶりになった7時前に下見を行い、沢の水位や山道の様子は問題ないと確認。公民館の担当者に下見の様子を伝えると、沢に行くかどうかは雷の様子で決定することになりました。「もし沢に行かなくても雨のmorinosで遊べるので、中止はしない」と力強いお言葉をいただきました。

子どもたちはというと、水着姿の子が多数で、「どうせ濡れるんだから、雨なんていいから早く行きたい」「小降りだし、早く行こうよ!」と、頼もしい声がたくさん上がりました。

雨雲レーダーと雷注意報を確認しながら室内で30分ほど雨をやり過ごし、その間に子どもたちと一緒に『雨の日とくべつビンゴ』を作りました。雨の日にしか見られない・体験できないものってなんだろう?と考えながらビンゴの項目をつくり、それを持って、待ちに待った沢に向かって出発したのでした。

途中、いつもは乾いてカピカピしてしまっているコケを発見。雨の日のコケってどんな手触りなんだろうね?と声をかけて想像してから触れてみると・・・

瑞々しい感触に歓声が!
気に入った子は、それからいろんな種類のコケを触り比べながら歩いていました。

その後も、カエルを見つけたら追いかけ、カタツムリの殻を見つけた子を尊敬し、水滴のついたクモの巣を見つけてはよけるのが楽しくなり、雨に濡れた山道を冒険っぽい!と闊歩しました。
  
いろんな発見をしているうちに、あっという間に沢に到着。

①目印のロープ以上に進まない、②上から石を落とさない、③ヘビなどに注意、④合図がなったら集合、の注意点4つを伝えたら、自由遊び開始です。
 

公民館の運営委員の方もそれぞれポイントに立って、子どもと遊びながら見守っていました。

上流に向かってプチ沢登りを楽しむ子、サワガニを探す子、全身に水を浴びて遊ぶ子、それぞれの方法で沢を楽しみました。

  

最後はmorinosに戻ってビンゴの確認。
かみなり以外のすべての項目を見つけてくれました。(音だけなら見つけた!という声も)
項目にない、雨に濡れながら遊ぶ楽しさも実感したようです。

帰りは青空が広がる中、スクールバスで公民館に帰っていきました。

子どもたちが大きくなったときに、夏休みに沢に行って遊んだなぁと思い出し、人と自然との距離がちょうどいい美濃市を自慢に思えるよう、ぜひまた沢に遊びに行ってもらいたいと思います。

以上、報告は まいまい こと瀧上舞でした。

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