『野外活動安全教室(夏編)川の安全講座』を開催しました

開催した日:

川の安全に関する豊富な知識と経験を持つ梅本徹さんを講師に迎え、『野外活動安全教室(夏編)川の安全講座』を開催しました。

梅本さんは、ニュージーランドで8年間、現地マネージャーとして川や山のガイドを務め、国内外の多様なフィールドで培った知識と経験に基づいた、実践的で分かりやすい指導に定評があります。

講師の梅本徹さん

講師の梅本徹さん

 

参加者の皆さんは、川での活動が増える夏休み前に、特に川遊びにおける安全確保の重要性について深く学びたいという意欲を持って参加されました。
この日のプログラムでは、前日に板取川で発生した痛ましい水難事故を踏まえ、川が持つ危険性(水の流れがもたらすリスクや低体温症など)について、具体的なメカニズムとともに解説。特に、ライフジャケットの必要性が強調され、その有効性について参加者へ強く訴えかけられました。

熱心に聞き入る参加者の様子

参加者の様子

スローロープを扱う梅本徹さん

スローロープを扱う梅本徹さん

梅本さんの講義は、ご自身の豊富な経験から語られる内容が多く、パワーポイントなどの資料に頼らずとも非常に分かりやすい内容でした。参加者からは「梅さんに会えて嬉しかった!」「川で溺れる仕組みがとてもよくわかった」といった声が多数寄せられました。

また、万が一川で流された際の対処法やレスキュー方法、必要な装備に至るまで、実践に直結する貴重な知識が提供され、参加者は真剣な眼差しで聞き入っていました。

梅本さんによる、ラッコポーズの説明

ラッコポーズ

参加者からの声の一部をご紹介すると、「自分自身やキャンプで子どもたちを川遊びさせる際に必要な知識を知りたかった」といった意見が多く、特に子どもとの川遊びに関する具体的なノウハウへの関心が高いことがうかがえました。

「半日では足りません、1日じっくり受講したい内容でした!」「もっと知識を深めたい」といった、さらなる学びへの意欲も強く示されました。

今回の講座は、川などの野外活動での安全確保の重要性を改めて認識し、日々の活動に活かせる実践的な知識と意識を養う、大変有意義な機会になったと思います。

報告者:小川 カツオ(森の知恵共創共同事業体)

 

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