いろいろな虫ができました!7月のおとなと子どもの里山ナイフ教室

開催した日:

7月6日に森林文化アカデミーの林業機械学習棟を会場におとなと子どもの里山ナイフ教室を開催しました。

この日は朝からの強烈な晴天で、道を歩いているだけで汗が止まらなくなってしまうような陽気でした。近年は夏が来るのも早まり、また暑さも尋常ではありません。7月の活動は涼しい屋内での開催となりました。

林業機械学習棟でナイフ教室

会場に集まった参加者のみなさんは既に作る虫の種類を決めていらっしゃる方もいれば、「まだ決めていないから何を作ろう?」という方もいらっしゃいました。この日は会場に図鑑も置いておき、それを見てもらいながら、どんなむしを作るかも考えてもらいました。

枝を削る子ども

当初はある程度、みんな同じ工程をなぞる形で製作を進めていこうかな~と思っていたのですが、午前の部の皆さんにどんなむしを作るのか聞いてみると、クワガタ、テントウムシ、ムカデ、アゲハチョウ・・アゲハチョウ?!

あまりに形がバラバラだったので、午前の部はナイフワークの基本の削り方をレクチャーしたところで、皆それぞれに製作を進めることにして、作業のポイントポイントでスタッフが説明に入るような形で進めていきました。

それぞれのペースで

ノコギリで慎重に

そうしてできあがった、午前の部のむし達。
はじめてナイフでモノ作りをする子ども達も、じっくり集中して自分の作品を作り上げることができました。
やさしいナイフワークも組み合わせて使うと、色々な作品ができ上がることに自分達も驚きました。

そして、こちらは午後の部に皆さんが作ったむし達です。
一見シンプルに見える作品も、よくよく見てみると細かなパーツまで削られていたり。立体的によりリアルに見えるよう、足の組立て方までこだわったり。子ども達も元気のあふれる、素敵な作品を完成させていました。

むし作りのプログラムは、その時々の森から得られた材料が使われて、皆さんそれぞれにアイデアを凝らした作品が生まれるプログラムです。作るときの真剣に取り組む様子。自分とは違う作り方であったり、違う種類のむしであったり。そのどれもがユニークで魅力的で子どもも大人もそれぞれに、お互いの作品を褒め合う様子が、見ていてとても良いなと思いました。

ナイフを使う様子

ナイフワーク

枝を割る

次回は8月3日(日)、『里山の木でくるま作り』を開催します。くるま作りは工程が多くなるため、製作時間はいつもより30分長めで屋内で開催する予定です。たくさんのご参加をお待ちしています!

森林文化アカデミー
木工専攻准教授 前野 健

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