「森のじかん」〜 太田第二保育園(美濃加茂市)〜

開催した日:

地域の森を活用した保育の日常化を応援する「森のじかん」プロジェクト。

今回お邪魔したのは、美濃加茂市の美濃太田駅に近い太田第二保育園。
線路沿いにある保育園で、周りは住宅と球場、目の前は車がよく通り抜ける
道路になっています。

近くに理想的な森がまだ見つかっておらず、まずは園庭で子どもたちの
自由な遊びを体験するということをねらいに、お邪魔することにしました。
未満児さんから年長まで合計54人の子どもたちが遊んでくれました。

たくさんの端材と道具を積んだ車『morino de van』が園庭に入っていくと
園児たちが一斉に集まってきました。早速、みんなで荷物を運び出すことに。
長〜い木材を2人で持って運んだり、重た〜い道具の入った箱を
頑張ってひとりで運んだり。。

すでにここから「遊び」がはじまっていました。
子どもにとって、遊びも作業も仕事もボ〜っとするのもぜんぶ一緒。
資材を運び終えた子どもたちは、
「あ、おもいついちゃった!」と遊びをどんどん創り始めています。

端材をつないで迷路を使ったり、ロープを藤棚に縛り付けて
ブランコが連なるブランコランドを作ったり、
トントンカチカチ自由な工作を始めたり。。

あなを掘り始める子や、大きな石を運び続ける子、
何度も何度も水の中に流木を投げ込む子、
なんとかして家を創ろうとする子、そして
はだしのトレイルを楽しむ子どもたちもいました。

園のスタッフからは、
「園庭でもこれだけいろいろなことができるんですね。」とか
「先週やった遊びが、今日持ち込んだ資材が刺激となって、発展していました。」
「ロープワークを覚えればもっと色々遊べますね〜。」

なんてコメントをいただきました。

遊びがマンネリ化しがちな園庭も、ちょっと工夫したり、子どもへの関わり方を変えたりする
だけで、子どもたちが次から次へと遊びを「創り出せる」環境になると
今回改めて感じさせられました。

そしてこんな嬉しい発見もありました。

今回の出前をきっかけに、園から徒歩15分ほどの場所に理想的な森の空間(古墳)
を発見!所有者や管理者を確認し、徐々にみんなで整備を進め、将来周辺の保育園
が気軽に使える「フィールド」になると理想的ですね。

morinosはそんな園の活動を応援しています。

 

なんちゃってせんせい

萩原ナバ裕作

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