「森のじかん」〜みやま保育園〜
開催した日:
地域の自然や森を舞台に、子どもたちの五感を使った森の体験と自由な遊びを日常化することを目的としたmorinosのメインプロジェクト「森のじかん」が今年も始まりました。
中でも通年型(年3〜4回型)は、この「森のじかん」をきっかけに数年後には園がmorinosのサポートなしでも地域の森での体験を日常化できるようになることを目的とした応援プログラムです。
今年度初めての訪問先は山県市の公立保育園「みやま保育園」。この保育園は、数年前から「森のじかん」の出前をさせて
いただいてる園でさらに5年前には山県市全体の保育園の中堅保育士を対象とした指導者研修も担当した実は長〜いお付き合いのある園なんです。
今年は新たな園長先生をお迎えしてのスタート。なんと昨年度までいらした園長先生まで駆けつけてくださいました。新園長先生も旧園長先生も四六時中楽しそうな表情。
初めて見るとびっくりするような急斜面が入口になっているこの園のフィールドは、地域のお寺さんの土地をお借りしています。大人でもなかなかのぼれなそうな急斜面を、34人の子どもたちは慣れた足取りで、元気に登り始めます。
遊具もプログラムも何もない森の中、次々と生まれてくる面白い遊び。子どもたちは思い思いにやりたいことを始めています。石を割ってみたり、筍を掘って抱えて運んだり、竹の切り株にデコレーションしたり、ただただ急斜面を登り続けたり。。
当初は心配顔だった保育士さんたちも今では寛容な心でニコニコ見守る様子。子どもたちの中に少しずつ自由な遊びの文化が生まれてきているような雰囲気を感じました。
そんな子どもたちとそれを見守る保育士さんたちの様子を見ながら、思わず嬉しくなってしまいました。
もちろんまだまだ課題は山積み。でもそんな課題も楽しみながら超えていけそうな、そんなポジティブなエネルギーをビリビリと感じた1日でした。新たなワクワクの始まりです。
そして園の皆さん、保護者の皆さん、よろしくお願いいたします。
なんちゃってん先生 萩原・ナバ・裕作


休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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