はだしの森メンテナンスワーク 第5弾 開催しました!
開催した日:
前回のメンテナンスワークから約2ヶ月。
今回はスタッフ含め総勢8名で作業を行いました。
トレイルの中は少しずつ落ち葉が溜まるようになってきていますが、まだまだ直線的な斜面になっている場所もあります。水と風が曲線的に流れるようにする為に今回の作業は、➀しがらみ(枝などを絡めて作った柵)の補強、➁土留めの丸太の設置、③斜面のマウンド(枝などで作る小山)作りをすることとなりました。
その為にまずは資材集めです。
剪定枝を集める参加者
集めてきた資材でしがらみを補強します。
しがらみを作ることで土壌が堆積することに加えて、歩く道が分かりやすくなります。
補強したしがらみ
続いて土留めの丸太の設置です。
雨で土壌が流出してしまうことを防ぐとともに、歩く道をはっきりさせることで森の入り口へ繋がるワクワク感を演出しました。
曲線を意識して並べる
同時進行で斜面のマウンド作りです。
1ヶ所にマウンドを作るのではなく、山並みのように複数箇所にマウンドを作ることで、水の流れを直線的な1方向への流れから複数方向への曲線的な流れに変えようという計画です。
マウンドを作る場所を検討する講師の金子潤さん
斜面のマウンドにはモリノス開館時から形を変えながら展示されていた樹洞の一部を使用しました。
木が老朽化してこのままだと危なかったので、撤去してはだしの森の一角に置いたのです。
モリノスの樹洞(2022年撮影)
樹洞の一部を運ぶ
今回の全ての作業に一貫して「直線的な流れを曲線的に」「土壌が堆積するように」という意識がありました。今後雨が降った時に水がどう流れるのか、落ち葉や土がどう溜まっていくのか観察するのがとても楽しみです。
作業後のトレイル
今年度は今回が最後の作業日となりますが、来年度もはだしの森のメンテナンスは続きます。
来年度の作業日も皆さんの参加をお待ちしています!
以上報告は、サニーこと小林真理子でした。
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