大矢田小2年生、morinosで『秋みつけ』したよ☆
開催した日:
今日は晴天の中、美濃市立大矢田小学校2年生のみなさんがmorinosに来てくださいました。
これはmorinosと学校が教育機関連携事業で実施する『森体験』の一環で行ったものです。morinosを出発してすぐに、ユリノキの葉が落ちていました。秋になって黄色に色づいて落ちたものですが、葉によって微妙に色合いが違います。その色合いの違う葉を集めて人型づくりをしてみました。
1人の人型をみんなで見ながら、ユリノキの葉の色あいの違いを観察して、これも『秋みつけ』の1つとして持って行きました。
山に登って行く最中に、大きな葉を見つけたので、「この葉は何という木の葉か知っていますか?」と聞いてみましたが、全員知りませんでした。
その樹種はホオノキだったので、引率の先生から朴葉寿司のお話をしてもらいながら、1枚のホオノキの葉を林道まで持って上がってもらい、葉っぱの大きさ比べをしました。
次に秋になって果実を付けたガマズミやコバノガマズミを見つけた子どもたちがいたので、その果実を採って食べてみました。1人が「おいしい!」と言うと、みんなこぞって果実採りに夢中になりました。
森の中を抜けて、スラッシュマツの生えているところで「森のエビフライ」を探して、自力建設「四寸傘」に到着しました。
ここでは『秋みつけ』もしますが、秋を体で感じるための活動をしてもらいました。1人がマツ葉を集めて、枕になりそうな丸太を探してくると、もう1人も同じように探してきて、仲良くツインベッドで寝ていました。
マツの葉が大量にあるので、「マツ葉相撲」をしてもらいました。
5連勝する子もいて、これが結構白熱して延々続きました。
コナラとヤマボウシにストラップを掛けて、ハンモックを設置しました。
ハンモックは2つ設置しましたが、1人で楽しむのではなく、何やらひそひそ相談しながら楽しそうに遊んでいました。
涼しくなってハンモックで寝るにはいい季節になりました。
丸太を見つけて叩いてみると「いい音がする」と言い始め、お友だちと叩き比べしていた子たちがいました。
いろんな素材を叩いて音の違いを確かめながら、「これが一番いい音がする」という丸太を手で持って鳴らし続けていました。
午前中は自力建設「四寸傘」で長く過ごし、それから山の神、大杉を経てmorinosに戻って来ました。みんな「お腹がすいた~!」と言いながら、お昼ごはんを楽しんでいました。
そして午後からは「morinosひろば」で楽しい時間です。
最初の話では「今日は泥水には入らない」と言っていたはずなのに、知らないうちに6人が泥水に浸かっていました。「何やってんの?」と聞くと、「温泉に浸かっているんだよ」と言いながら、泥水を楽しんでいました。
次にヒューム管に泥水を流して、滑り台にしていました。
このヒューム管は高山市の長瀬建設さんに頂いてきたもので、子どもたちには大人気です。今日の2年生は内部を滑り台として利用して楽しんでくれました。
morinosひろばの山に建っているハイシートという展望台のような建物、ここに登って上からおが屑をまくと、ヒラヒラと舞う姿が午前中に説明したマツのタネが空中を飛ぶのに似ていると、何度も楽しんでいました。
木工を楽しむ子もいました。
釘を打つのが初めてという子も、何度も経験済みの子も、楽しそうに木工をして、絵の具で色づけしたものを持ち帰っていきました。
学校に戻る前に、morinosの建物の前で記念撮影しました。
泥水遊びで衣類が汚れた子も着替えをしてスッキリした笑顔で写真に納まりました。
毎年来てくれる大矢田小学校2年生、学校の周辺でもいろいろな秋が見つけられると思いますが、今日はmorinosならではの『秋みつけ』になったら嬉しいです。
ありがとう御座いました。
以上報告はJIRIこと川尻秀樹でした。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529