夏のもりもり キャンプ 森のとなりの小さな村が生まれちゃいました!

開催した日:

毎年恒例の「夏のもりもり キャンプ」
今年は、受付開始5分で定員をはるかに超えるほどの申し込みがあり、
スタッフや体制を増強しての開催となり、7月21日〜23日と、7月
26日〜28日の2回(2泊3日を2本)の開催で、合計117名の小中学生
が参加してくれました。

キッチンボランティアのお母さん同伴のお子さんや学生スタッフを
入れると、幼児から60代まで100名が、同じ釜の飯を食いながら過ごす
それはそれはまるで森のとなりの小さな村のような空間に。

そんな雰囲気の中、子どもたちはいつものように自由に過ごします。
森で寝たり、川で遊んだり、ウォータースライダーを作ったり、


自由な工作をしたり、歌を歌ったり、自分たちでお店屋さんごっこ
をしたり。。ヤギとヒヨコのお世話と野菜の収穫もありました。
そうした中、子どもたちはやりたいことを自分で決めて自由に遊びます。

今年は、大人数のため学生ディレクターが当初安全管理のことを考え
小さなサイズの「班行動」で活動するスタイルを実施していましたが、
2日目の朝の会のこと、子どもたちからの抗議が。。

「もりもり キャンプは子どもたちが自分で決めて自由に過ごす場所なんだ。
だからいつもいつも班行動だと、それがなかなかやれない。昔のスタイル
にして欲しい」という熱いリクエストが出たのです。

ディレクターの学生も自分の思いを子どもたちに伝えようとします。
「気の合う仲間とだけでなく、偶然、班で一緒になった子たちとも
積極的につながって欲しいし、初参加の子どもたちに思いやりを
持って接して欲しいなぁ」

それだけ告げると、ディレクターの学生は子どもたちのリクエスト
を受けとめ、食事以外は班で行動するのをやめました。

するとどうでしょう、子どもたちは自由に遊ぶ一方で、班の仲間と
自然につるんでは、何やら楽しそうに遊ぶ姿も。。。

子どもたちは自由を獲得しながらも、自然と、そして緩やかに新しい
仲間ともつながっていきました。。

中学生になったジュニアリーダー(小学生からのリピーターの子どもたち)
のお兄さんお姉さんも、小さな子や初参加の子どもたちの面倒を妹や
弟のように優しく見守り、面倒見てくれました。

子どもたちって、自然とより良い方向へと動き始め成長し始める生きもの
集団であることを改めて感じた日々でした。

夕暮れ時、森の隣の大きな広場で、子どもたちが遊ぶ歓声や、キッチン
の調理の音、工作をするトントンカチカチの音、セミの音、いろんな
音が重なり合う光景は、それはそれは涙が出てくるほど平和で素敵な
空間でした。

森は、人間をより良い方向へ本来の方向へと自然に導いてくれる
魔法のゆりかごのような空間なのかもしれません。

なんちゃって先生

萩原・ナバ・裕作

 

 

 

 

 

 

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