現場交流研修(ゴチャ混ぜ研修)第2回「黒野こども園」実施しました

開催した日:

「もっと他の園の保育をじっくり見て、自分たちの保育観を耕そう!」ということで、
私立園、公立園、森のようちえんと、養成校の学生さんたち、行政の担当者らが集い、
混ざり、それぞれの現場で子どもたちと一緒に遊びながら学び合う「現場交流研修」
(通称、ゴチャ混ぜ研修)の第2回目が開催されました。

 今回の会場は岐阜市最大規模の私立の保育園「黒野こども園」。今回も170人の子どもたち
と、50名近い参加者(研修参加者+保育士さんたち)さんでの賑やかな1日となりました。
 街中にあるため、毎日森の体験とはいかないものの、園庭には木々が生えています。

 ひとりでも多くのこどもと森がつながるには、大多数の人が暮らしている街中の保育園の
意識が変わっていくことが重要です。
 そこで今回の舞台は森ではなく、「園庭」を舞台に展開することに挑戦!

 トラックいっぱいの資材(端材、丸太、枝、石、木の皮、竹など拾ってきたものばかり)や、
道具(ペグ、ハンマー、ノコギリ、皮むきなど)を積み込んで園庭にばら撒き、こどもたちが
遊びを創り出していくのを待ちました。 

  多くの大人たちが見守る中、最初は、どうやって遊んだらいいのか戸惑いを見せていた
こどもたちも、次第に場所や素材になれ、次々と面白い遊びを展開していきました。
素材を組み合わせてみたり、おうちにしてみたり、普段描かないような場所にお絵描きしたり
ハンマーでペグを打ち続けたり、丸太を運び続けたり、竹を複数人でかついで飛脚のように
走り回ったり、穴をほじくり続けたり。。。

 やはり子どもの力はすごい!

 終了後は、いつものように、私立園、公立園、森のようちえん、保育士養成校、そして
アカデミー学生が混ざり、今日見たこと、起きたことからの学びや気づきをシェアし合い
各自の現場への学びへとつなげていきました。

 参加者からは、遊びが生まれる瞬間のエピソードやポカポカするようなエピソード、
そして今回のホスト園、黒野保育園の保育士さんからは、子どもたちの普段の様子との
違いにびっくりした話や、これを今後どう継続していけるかなどの話まで1人ずつコメント
をいただきました。

 参加する人も、そしてホストになる園も、共に成長していくこの研修、今年度はあと
3回実施する予定です。

 ホストとなった黒野こども園のみなさん、ありがとうございました!

 

なんちゃって先生 萩原ナバ裕作

 

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