ネイチャーゲームリーダーステップアップ研修

開催した日:

『ネイチャーゲーム ステップアップ 研修』 ~ 高めよう仲間意識とウェルネス ~

 この研修は岐阜県内のシェアリングネイチャー仲間の交流を目的に、集った仲間がウェルネスを感じる時間を大切にしながら、楽しく学ぶことを目指します。

ステップアップ研修の目的を共有する國枝理事長

ステップアップ研修の目的を共有する國枝理事長

 今回はシェアリングネイチャーの「探索セット」に仕込んであるフィールドビンゴ、木のセリフカード、森の福笑い〇△パーツ、探検ルーペ、フィールドパターン を2日目に実施することも、ステップアップ研修の目的です。

シェアリングネイチャーの「探索セット」について説明

シェアリングネイチャーの「探索セット」について説明

 岐阜県内で活動するシェアリングネイチャー仲間とは言え、岐阜県に移住して来たばかりの方や、普段は遠方でなかなか会えない仲間もいるため、自己紹介やアイスブレイキングしながら、フィールドでの研修に向かえる雰囲気を作ります。

自己紹介・アイスブレイキングする参加者

自己紹介・アイスブレイキングする参加者

 参加者全員が打ち解けたところで、いざフィールドへ。

 フィールドでは三浦さんのリードで

 (1)わたしは見える と (2)自然とわたし の2つを実践。

 『視覚のネイチャーゲーム』は自然の中にある「よーく見ないと見つからない形」を探したり、虫メガネを使った観察だったり、・・・・同じ見るでもさまざまな工夫を凝らし、通常の生活では見えていない、見ていない世界への気づきを促します。

テクニカルセンター周辺でフィールド研修

テクニカルセンター周辺でフィールド研修

 自然の中で、見ていないものを見る。見ていなかったものを探す。

 視点の向け方、広げ方、様々な見方にチャレンジです。

「わたしは見える」を実践する参加者

「わたしは見える」を実践する参加者

 今日は天気も良く、森林文化アカデミーの学生による自力建設「森のインターチェンジ」から眺める景色はまた格別です。

 『自然とわたし』では、目の前にあるサクラの大木を見ていたら野鳥が来たとか、風に揺れる葉や落葉する葉、そうした自然の変化をじっくり数えたりするものです。

「自然とわたし」を実践する参加者

「自然とわたし」を実践する参加者

 屋外でのフィールドワークを終えて、森林文化アカデミーのテクニカルセンター前で記念撮影しました。定番の記念撮影では面白くないので、全員が眩しい太陽を見た状態で撮影しました。

フィールドワーク終了時に1日目の記念撮影

フィールドワーク終了時に1日目の記念撮影

 続いてパソコンを利用して全国の仲間とつながりました。

 北海道~沖縄県石垣島の方々など20人以上と、オンラインでネイチャーゲームを楽しみます。

 写真の様子は、石垣島の方のリードで、沖縄県の与那国島等で使われていた象形文字(カイダー文字)を自分たちで作成して『私は誰でしょう』のようなゲームをしました。質問事項が〇なら「オー」と答え、×なら「アーイ」、いいねなら「ジョートー」と回答しながらマルシェを楽しみました。

全国の仲間とリモートでのシェアリングネイチャーマルシェです。

全国の仲間とリモートでのシェアリングネイチャーマルシェです。

 さて、2日目の朝です。日の出前からの朝活として「サンライズ・ウォッチ」に向かいました。

 なんと今朝の朝焼けは抜群で、寒いけれど清々しい1日のスタートとなりました。

サンライズウォッチを満喫する参加者

サンライズウォッチを満喫する参加者

 サンライズウォッチから帰ってきたら、「パンマルシェ」です。各自が持ち寄った地域の美味しいパンを単に味わうだけではありません。ものによっては「利きパン」大会も開催できるのです。

 単なる食事をより一層楽しむ工夫もしました。

朝食はパンマルシェ

朝食はパンマルシェ

 さて、ステップアップ研修に入る前に、本日から参加の仲間もいるため、再びアイスブレイクです。

 全員が駄菓子を手に、フルーツバスケットの「駄菓子版」を実施。

 「まあるいお菓子を持っている人移動」とか「動物の絵が描いてあるお菓子を持っている人移動」と楽しみながら、お菓子の成分や製造元の紹介も実施しました。

ステップアップ研修に入る前に「駄菓子フルーツバスケット」

ステップアップ研修に入る前に「駄菓子フルーツバスケット」

 今日は各自がフィールドビンゴ、木のセリフカード、森の福笑い〇△パーツ、探検ルーペ、フィールドパターン のうち、実施したいネイチャーゲームに挑戦です。

探検ルーペで空や枝を覗く

探検ルーペで空や枝を覗く

 誰しも得意不得意があるもの。饒舌に解説できる人もいれば、たどたどしくても面白説明をされる方、ボディランゲージも使う人など、新しいゲームを通して各自の課題を克服していきます。

 保育士の先生は流石にうまく、よく分かります。

これまで挑戦してこなかったネイチャーゲームに挑戦する参加者

これまで挑戦してこなかったネイチャーゲームに挑戦する参加者

 「森の福笑い」では視点のもって行き方、発想のし方、自然に対する考え方まで学べます。

 凝り固まった考えではなく、頭の柔らかい人は、いい発想で面白い見方をされます。

「森の福笑い」を体感する参加者

「森の福笑い」を体感する参加者

 2つのグループに分かれて、木のセリフカード、探検ルーペを実施するグループと、森の福笑い◯△パーツ、フィールドパターンを実施するグループに分かれました。

 最初のグループからの感想は、昨日実施した「わたしと自然」などのアクティビティに引き続いて、木のセリフカードをやったことで自然への理解が深まったという感想がありました。

 保育士の先生からは、1人でやると見過ごしてしまったり、気付けなかったりする視点が、多くの人々と実施することで気付けること。また自分には木の幹についているものをヒゲやシミとして認識していたものが、他の視点で見るとヨダレで米粒がついている木にみえるとう思いがけない視点をもらうことができた。 という感想がありました。

 野外での振り返りを終えて、みんなでジョートー(いいね)ポーズをしました。

野外での活動終了

野外での活動終了

 2日目の研修を終えて、参加者で記念撮影しました。

 2019年以来、コロナ禍で資格者同士の交流も遠慮されがちでしたが、今回のステップアップ研修でより一層、仲間意識が育ちました。

最後に2日目の参加者で記念撮影

最後に2日目の参加者で記念撮影

 久々にステップアップ研修できる機会を作って下さった國枝理事長さま、ご参加いただきました資格取得者のみなさま、ありがとう御座いました。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

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