岐阜県立東濃特別支援学校に森の体験を出前しました。

開催した日:

morinosでは、応募いただいた各地の小中学校や保育園などに出向いて、森林体験プログラムを届けています。
今回は岐阜県立東濃特別支援学校を訪れました。ここは5年前から交流があり、昨年に引き続き中学校部2年生10名を対象に、学校に隣接した通称「TONOプレーパーク」と呼ばれる雑木林で森林体験プログラムを行いました。
入り口には大きなコナラがあり、生徒が作った1対の素焼きの狛犬が立っています。
東濃特別支援学校
東濃特別支援学校
先生方からは、生徒が作った楽器を使って森の中で音楽会を開きたいということ、五感を使って葉っぱや木と親しむ活動を通してTONOプレーパークをもっと好きになってもらいたい、というオーダーをいただきました。

当日とても寒かったのでたき火をすることになり、1人の生徒にファイヤースターターで火をつけてもらいました。なかなか火が付かず苦労しましたが、着火した時は歓声が上がりました。
その後、雑木林で拾ってきた松葉や枯枝を入れ、焚火にあたって温まりました。
東濃特別支援学校 

最初に作った楽器を使ってリズム遊びを行い、続いて校歌『緑の山』をスタッフも入ってみんなで演奏・合唱しました。
歌詞に歌われている通り、冬の青空の中にオレンジ色の旗がはためいていました。
東濃特別支援学校
東濃特別支援学校
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続いて足元にはさまざまに色づいた葉っぱが落ちており、葉っぱを使ったじゃんけん遊びに続き、1円玉とちょうど同じ重さ=1グラムの葉っぱを見つけてもらいました。
朴葉ではちょっと重すぎ、コナラではちょっと軽すぎ、なかなかピッタリ1グラムの葉っぱは見つかりません。
何度か探すうちに「大き目のコナラの葉が1グラムに近い」ということに気づき、試してみるとなんとピッタリ1グラムでした。
東濃特別支援学校

葉っぱに注目するようになったら、今度は葉っぱを落としている木に注目してもらおうと、特製目玉シールを生徒のみんなに渡しました。木をよーく見ると、口や鼻、顔の形に見えることがあります。
目玉シールを貼るとあら不思議、森の中にたくさんの顔が出現しました。
これは先生にも参加していただき、童心に帰って遊んでいただきました。
東濃特別支援学校 東濃特別支援学校

他に葉っぱをひたすら集めて「亀ができた」と喜んだり、木登りに夢中になる生徒もいたりと、森の中で「やりたい」という気持ちに寄り添う場面もあり、とても楽しい時間となりました。
東濃特別支援学校

先生からは「子どもたちはいつもより顔を輝かせており、存分に森を満喫できたんだなと思います。生徒だけでなく教師もとても楽しく活動させていただきました。」とコメントをいただきました。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース自然学校

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