森のHappy しめ縄づくり開催しました!
開催した日:
12月2日(土)に、環境活動に取り組む「ミドリノタネ」さんがコーディネートして、森の素材を使ったオリジナルしめ縄づくりが開催されました。場所はモリノスの近くの自力建設「あらかしのだんだん」とその周辺。さて、どんなプログラムになったでしょうか。
まずは今回使うワラの説明から。説明してくれたのは下呂市で農村滞在型の宿「ソラノイエ」を経営しているゆっこ(中原由紀子)さん。今日のワラはゆっこさんが無農薬栽培した「かんにほ(神丹穂)」という種類の古代米。古代米は背丈が高く育つので、しめ縄をつくるの丁度よいとのこと。
まず、束になったワラをお湯で湿らせて、木づちで軽くたたく。
たたくと繊維が程良くほぐれ、強くしなやかになります。
みんなもやってみます。
とんとん叩くリズムが心地よく森に響きます。
お母さんがワラをトントン叩くと、「私も~」と小枝でトントン!
いよいよワラを綯い始めます。ゆっこさんのお手本を元に、デッキに腰を下ろして束を3つに分けて。
両手を使って綯うのでワラ束の元は足やひざを使って固定します。
みんな苦戦しながらも、顔はニコニコ楽しそうですね!
お昼になる頃には、みんな、立派なしめ縄の形になってきました。
午後は、しめ縄に飾る素材さがしを森へ。飾る素材は自分で見つけます!
森の宝さがしのはじまりです!
あちこちで「コレ飾りた~い!」「アレもキレイかも!」「赤い実あったよ~。」と聞こえてきます。
素材が集まったら、いよいよ飾り付けです。お花屋さん「FLOWER OF LIFE」のけいご(宮里啓吾)さんが、飾り付けのポイントを紹介します。
さすが花屋さん。ドライフラワーも用意してくれたので、ステキな飾り付けになりそうです。
みんな、森の素材とドライフラワーを組み合わせて、デコレーションを楽しみます。
次々と、素敵なしめ飾りが完成してきました。
完成したしめ飾りは壁面に飾って、鑑賞会。
それぞれ、個性豊かな形をしていて魅力的。思わずうっとり!
最後は、みんなで記念撮影!
パラついていた雨もすっかり上がり、キレイな青空が見えていました。
持ち帰ったオリジナルしめ飾り。みんなどこに飾るのかな~?
無農薬栽培のワラで綯い、森の恵みもいただいて、笑顔で作ったしめ飾り。
きっと最高にHappyなお正月が迎えられるでしょう!
森林環境教育専攻 講師 ゴロー(谷口吾郎)
余談ですが、今回は、学生が建てた自力建設「あらかしのだんだん」にあるバイオトイレ※が大人気で、たくさんの方が利用してくれました~。
※微生物によって排泄物を分解し土に還すトイレです。
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529